「さぶろく句会」って何?とお思いの方のために、さぶろく句会のこれまでを簡単にまとめてみました。
1992年秋、東京さぶろく会でのこと、とげ魚さんが、職場のお仲間と句会をなさっていると近況報告なさいました。それが、そもそもの発端です。俳句づくりの楽しさもさることながら、句会での俳句をダシにしてのお仲間との丁々発止のやりとりの爽快さを実に楽しそうに語られたのです。俄然興味を示されたのが半太さんです。さぶろく会でも句会をやろうじゃないか!!!
半太さん、とげ魚さんが発起人となり、1993年春まだ浅き2月27日東京原宿は明治神宮境内の青空の下、記念すべき第1回さぶろく句会が行われました。それから幾星霜、「だれでも楽しめ遊べる俳句」をと願いのもと、四季の移り変わりごとに集い、友の俳句を肴におしゃべりをし、ときには美味しいものを食べるという、発足時の思いを今も忠実に守って、2007年12月8日には、第58回句会、来年は60回の節目を迎えます。
賛同者6名で始まったさぶろく句会は、俳句を作るより先にまず俳号を懸命に考えた人も多かったのですが、つぎつぎと大勢の方が参加され、ときにはお休みされたり、また投句を再開されたりという拘束されない形で続いてきました。途中から、小春さんの職場の先輩の麦人さんにお願いして、折々にご指導を仰ぎながら、研鑽を積み重ねて、なんと、句集も2冊発行して楽しみました。
金沢へUターンなさる方もあり、句会当日の出席者はこのところ5名前後、しかし投句者はにぎやかで、第58回句会は19名の投句でした。句会会場は東京王子「北とぴあ」の会議室。句会欠席でも、選句は可能という「通信句会」の形。投句は福岡から、神戸から、金沢から、札幌から寄せられています。Eメールの活用で便利になりました!
発足当初は、「俳句なんてまだそんなトシではない」とおっしゃっていた方々も、いまや、どこから見ても、「そんなトシ」ではないでしょうか!?年4回のさぶろく句会、どうぞお気軽にご参加ください。
(以上登場人物はすべて俳号 さぶろく句会世話人こつばめ記)
2007年12月の記事一覧
12月28日土曜日の第58回句会は、肘掛け椅子の広い会議室に出席者5名、でも部屋の広さを忘れるほどの熱気で喧々諤々、75句を一句一句愉しく厳しく鑑賞できた3時間半でした。投句者19名、選句のみ参加2名、1人5句選句の結果、8点が最高得点で、6点以上は下記の4句でした。
8点句 一筋の道ひとすぢに枯るるなり 卓 馬
7点句 神ほとけ懐に容れ山眠る 卓 馬
6点句 石塀の絵柄となりて赤蜻蛉 みどり
6点句 浮雲の山に影おく小春かな 英 明
句会後5名はそのまま打ち揃って地下鉄で溜池山王へ。忘年会場中国料理の赤坂樓外樓飯店 には、千葉での会合から抜け出して馳せ参じてくださったてつをさんと、粋な和服でばっちり決めた未迷子さんがもう既に到着済み!総勢7名となり、美味しい料理を味わいながら、今明かす衝撃の秘話?があったりして、賑やかなことでした。
★第59回さぶろく句会のお知らせ★
日 時: 平成20年3月15日(土)午後1時
会 場: 王子『北とぴあ』 8階 804会議室
兼 題: 「帰る雁(春の雁)」「耕す」「芽柳」 「卒業」「東風(こち)」
兼題、自由題 合わせて一人4句とします。
締 切: 3月1日(土)午後10時までに句会世話人まで
我等同級生 水上千之氏(広島大学名誉教授・国際法)5日急性心不全にて死去。自宅は東広島市高屋高美ケ丘7?16?8 葬儀は親族のみで執り行なわれた。22日午後1時から広島市南区的場町1?1?25のホテルセンチュリー21広島でお別れ会を開く。喪主は妻八重子(やえこ)さん。謹んでお悔やみを申し上げます。 (トリオ管理責任者)
今年の秋、立山・みくりが池で、水面に映る逆さ立山を撮っていましたら、地獄谷よりガスが沸き上がり、視界が遮られたので、 撮影を諦めて、帰ることにしました。バス停に向かって石段を登り終えたころ、運良くガスがきれ、しかも背後から夕日が差し込み、対岸にブロッケンが出現しました。
あわてて立山頂上と水面に映った逆さ立山とブロッケンを取り入れてシャッターを切りました。デジカメのデータから、ブロッケン現象は、出現して消えるまで、僅か2分間の神秘的な出来事だったことが判りました。
撮影をあきらめて尾根筋まで上がったのが幸いして、ブロッケンに出会えたのです。あのまま、みくりの鞍部の眺望所で、ガス切れを待っていたら、鞍部では、 背後からは夕日が当たらず、ブロッケンに会えずに終わっていました。
山の尾根筋では、条件さえ合えば、ブロッケンに出会うことがありますが、それでも極めて珍しい現象です。小生は、学生時代の山岳部活動期を入れても、今回で4回目の出会いに過ぎません。しかも、今回出会った、立山・室堂平でブロッケンを見た人はまずいないでしょう。立山頂上とともに写真に撮れたことも幸運でした。
貴重な絵でしたので、北日本新聞の写真コンテストに応募してみたら、第2席を戴き、昨日(12月11日)の朝刊に発表されました。 掲載された新聞の切り抜きを添付しました。
1席を譲って、2席となる、こうじの控えめさを褒めてやってください。
とやまの こうじ
仕事の合間に、あわてて(その2)作っていたものですから、昨日の、常願寺川の住人こと、たいじさんのコメントまで削除してしまい、もうしわけありません。ご寛容のほどを
さて、昨日の報告の続きです。
夢中で目の前のカモシカに向かってシャッターを切っていると、足下のミニー(愛犬の名前)が「ウウーッ」と再び唸り始めたのです。ここで大きく吠えられると、折角のチャンスが台無しです。
「シーッ」と叱りつけ、足下を見やると、いつの間にかミニーの向きが変わっているのです。
今、登ってきたばかりの急坂を見下ろしながら、「ウウーッ」と唸って身構えているのです。
目線の先には、これまたびっくり!!。一回り大きな、濃い褐色の毛で被われたもう1頭のカモシカが、ジーッとこちらを見上げて構えているのです。
がっちりした体型から、下のは雄。上半身が白っぽく、上品さを漂わせた上のが雌なのであろう。
(昨日の写真と見比べてください)
どうやら我々は、週末の2頭の密かな逢瀬の最中に、いきなり邪魔したようです。
でも、我々が危害を加える意向のないことが判ったようで、冬枯れの木立の中に、2頭で仲良く消えていきました。
とやまの こうじ
華やかだった錦秋の里山は、木枯らしが吹く度にうら淋しくなっています。
先週は、雪でスリップしたため諦めて引き返した、千石城山(翌日の日曜日、常願寺の住人さんがお登りになって、剣岳の写真を本ブログに載せていただいています)へ、晩秋の風情を撮りに家内と出掛けてみました。
昨年の里山は、熊騒動、人への熊被害が続出し、恐くて出掛ける気にもなりませんでした。
今年の山はドングリや栗が豊作で、熊は里山までは下りては来ていません。
でも、小生達、小心者ですから、熊探知機代わりに、我が家の愛犬、ミニチュアダックスを連れての山行です。あえぎあえぎ急斜面を登ってると、突如、我が家の犬が身構え、ウー、ウーと呻りはじめたのです。身構えた犬の視線をたどると、なんと10m先に、特別天然記念物、ニホンカモシカも身構えてジーットこちらを見ているではありませんか。吠えると逃げられるので、「シーッすわれ」、「待て」の日頃の主人の躾が功を奏し、2匹はお互いに対峙したままで、身動き一つしません。今が絶好のチャンス、千載一遇と言ってもいいチャンスです。野生の特別天然記念物に出会えるなんて。急いでザックを下ろし、カメラを取り出し、震える手でシャッターを切りました。ぶれてなきゃいいがと思いながら・・・。絞りやシャッター・スピードなど構っていられません。
とやまの こうじ
師走となりましたが、会員の皆さんお元気でお暮らしでしょうか?「ブログ」を開設して約1ヶ月経ちましたが、その間沢山の投稿を頂きありがとうございました。当初の予想以上の投稿であり、又写真投稿はPCをよく知っている人でないとーーーと、思っていましたが自信作の写真が沢山寄せられ事務局としてもびっくりしています。但し、写真投稿のみなさん!!。自分の投稿した写真をクリックしてみてください。画面が大きくはっきりした画面になるはずです。これは我々が抱えているソフト士ミスターK氏により、修正をしたからです。これから投稿される方も事務局で修正できますから、どんどん投稿してください。又、投稿して頂いた記事、写真は日時が経ちますと消却されるのではなく、月別に蓄積されていきます。それ故自分の投稿したものを再度見たい場合には、ブログ右サイドの月別のところをクリックしてもらうと出てきます。事務局として沢山の方からの投稿をお待ちしていますが、簡単なリサーチをしたところ投稿したくても仕方が解らなく、悶々としている方もいるやに聞いていますが、どうぞ優しく親切にお教えしますので事務局又はPCの詳しい方に聞いてください。 (トリオ管理責任者)