昨年夏の第57回句会の折に、第60回の記念の節目に金沢で句会ができるといいねという話が出てから半年、金沢の皆さまのお骨折りとご協力のおかげで実際に開催できることになりました。
ご都合に合わせて、第一部吟行、第二部句会、第三部懇親会のどのパートにも自由に参加できます。大勢の皆様のご参加をお待ちいたします。
6月に金沢でお会いしましょう!
開催日:平成20年6月28日(土)
◆【第一部】 松任吟行 : 13時30分?15時30分ごろ
集合:13時30分『千代女の里俳句館』
(松任駅前 入館料200円)
千代女の里俳句館→聖興寺の千代尼塚・千代尼堂・句碑・遺芳館(ここに千代女の遺品、俳画の展示)→中川一政記念美術館→松任駅
◆【第二部】 第60回記念金沢句会 :16時00分?18時00分
会 場 : 金沢『いしや』3階 会費1000円程度
兼 題 :「帰省」「梅干」「バナナ」「祭」
兼題、自由題 合わせて一人4句とします
(出題は半太さんです)
締 切 :6月14日(土)午後10時まで
(投句送付はメールかファックスで子燕まで)
◆【第三部】 金沢句会記念懇親会 : 18時30分?20時00分
会場 :金沢『いしや』3階 会費5000円程度
※句会及び懇親会参加希望の方は
投句の際か6月21日(土)までに、ご連絡お願いします
第60回さぶろく句会世話人
(斎藤半太・長谷川とげ魚・鈴木子燕)
第59回さぶろく句会は3月15日(土)「王子北とぴあ」で出席4名で楽しみました。
投句者20名、投句数79句。
選句者20名が1人5句ずつの選句の結果、最高得点は6点でした。
6点句 年ごとに畑ちひさく耕せり さぶ路
6点句 雪解けを待てぬ嘴(くちばし)地球刺す 金 魚
6点句 だみ声の応対鱈を捌きつつ みどり
6点句 春めきて五臓六腑の軽きかな 酔 魚
第60回句会は、6月28日(土)金沢での開催(案内は別項)
第61回句会は、9月20日(土)王子北とぴあ804B会議室
句会世話人こつばめ
「薫蓋樟」 国指定天然記念物
樹高 25メートル 幹周り 12、5メートル
枝張り 東西 34メートル 南北 33メートル
推定樹齢 1000年
所在地 大阪府門真市三ツ島1374 三島神社境内
全国巨樹ランキングベスト10のうち、一位を含め9本がクスノキで占められるほどクスノキは巨樹中の巨樹です。
平成6年9月に訪ねてきた巨樹の1本です。
「薫蓋樟」は全国のクスノキの巨樹ベスト20位までにも入っていませんが、大阪府下では最大の樹木です。
大阪府門真市の南部、三ツ島という古い家並みが残る町中にある三島神社の御神木として大切にされています。
この辺は昔から三つ島村と称され、三島神社はこの地方の氏神で、明治以前は「山王権現」と呼ばれていたそうです。祭神は、アマテラス。オオナムチ、スサノオの三神。
「薫蓋樟」は、この社殿の前にあり、この神社全体を上から蓋をかぶせたように枝が覆っていました。
元は、枝の先が境内を出て付近の民家や道路まで覆いかぶさっていたそうです。
大正年間、初めて電灯がつけられた時、電柱を立てる邪魔者として枝先が切り払われたといいます。その時、枝を切った当人はクスノキのたたり?で腹痛を起こしたといいます。
どっしりと根を下ろし、主幹からうねるように太い枝を伸ばし、巨大な瘤だらけの黒々とした姿は、とても樹木とは思えない迫力がありました。
その根元には、「薫蓋樟」と題した
「村雨のあめやどりせし唐崎の まつにおとらぬ楠ぞこ此のくす」
の歌碑が立っていました。明治維新の頃岩倉具視らと一緒に活躍した、左近衛の少将千種有文が詠んだ歌で、薫蓋樟という名前の由来になっています。
平成元年(1989)4月、「大阪府みどりの百選」に選ばれています。
また、門真市の市の木はクスノキだそうです。ちなみに、この「薫蓋樟」の近くにも、「堤根神社のクスノキ」や民家の庭にある「稗島のクスノキ」等、森のように茂ったクスの巨木が点在していました。
門真市だけでなく、隣の寝屋川市内でも、神社仏閣をはじめ、いろいろな所に雄大に枝を広げるクスノキが見られました。
「巨樹探訪」熱中人
週末の天気図から、日曜日の朝は間違いなく晴れ渡るはずとの予想が見事に当たった。
夜が明けると共に、低く垂れ込めていた鉛色の雲は、徐々に山肌を駈けのぼり、久し振りに青空が顔を出し、撮影には絶好の日和となった。
葉を落とし昨日まで寒々としていた雑木林は、一晩で樹氷を纏って、枯れ木に白い花を咲かせたようだ。まるで花咲爺さんが、氷点下の暗闇の中で、夜通し寝ずに、咲かせてくれたかのようで、何もかもが白色に変貌した。素晴らしい眺めである。
でも、ゆっくり見とれてはいられない。先を急がねば。
陽が昇ってしまうと樹氷は忽ち解けて、折角のシャッター・チャンスを逸してしまう。
朝一番のロープウエイで標高2,156mの西穂高登山口の千石平に上った。ゴンドラの終着駅の温度計はマイナス12度を指している。昨日の吹雪で千石平には新たに50cmの降雪となり、西穂高小屋への登山道はすっかり雪に埋もれてしまっている。
しかし、パウダー・スノーのラッセルは全く苦にならない。
今朝は、誰よりも早くこの贅沢な景色を目に入れられるのだから。
新雪の重みで枝の垂れ下がったオオシラビソは、クリスマス・ツリーのようで、イメージ通りに厳冬期の山の雰囲気を醸し出している。
陽が昇って枝に積もった雪がずり落ちてしまっては、折角の花咲爺さんの苦労が無に帰してしまう。
西穂高岳が見通せる木立の切れ間に三脚を立て、カメラのファインダーに集中している間は、凍てつく寒さも、時間のたつのも忘れてしまう。
樹林帯の向こうでは、西穂高岳が、急峻で威圧感を持って立ちはだかっているが、目を反対側に移すと、白きたおやかな山容の笠ヶ岳が、朝の柔らかな陽射しの中で眩しく輝いている。
しばし冬山の爽快感を味わいながら至福の時を過ごすことが出来た。
とやまの こうじ
はや3月となりました。みなさん、お元気でお過ごしでしょうか。春の訪れとともにさぶろく会行事もスタートします。
幹事をしてくださるみなさん、今年度もぜひ私たちを愉しませてくださることを期待しています。よろしくお願いします。
例年どおりであれば、4月上旬に同窓会本部から同窓会だよりをお送りすることになると思います。そこで、
各種行事に関するご案内等あれば、同窓会だよりに同封、郵送したほうが運営負担が軽減されますので
ご希望される場合、150部コピーのうえ私に郵送ください(期限は3月20日)。
学年幹事 長谷川