この週末から週明けにかけ、北陸地方は寒気を伴った気圧の谷の通過で一気に冷え込み、紅葉、黄葉して道行く人の目を楽しませていた街路樹は散り始めています。今朝は、久し振りの青空で、剱・立山連峰が顔を出しましたが、山々は真っ白な冬装束に衣替えしており、富山市内は早くも晩秋の気配が漂い始めています。
小生、先週は、会議で新潟へ出向いていました。会議は、夕方の6時から始まりますので、夕方までの移動時間を利用して、朝5時に車で家を出発し、群馬県の谷川岳に登ってきました。
北陸道?関越道経由で水上ICで下り、谷川岳ロープウエイ乗り場の土合にむかいます。高速道を使えば約3時間半の道程です。 谷川岳の紅葉は、ロープウエーの係員の話では、今シーズンは、例年になく早く始まったとのことで、10月のはじめに、上部の天神平の紅葉は終わってしまったとのことで、出鼻をくじかれました。
しかし、終点の天神平までのロープウエーからは、見下ろし目線ですが、真っ盛りの紅葉を見ることが出来、幾分、気持ちも安らぎ登山を開始しました。谷川岳に登るのは、小生、今回が初めてで、今夕の会議の開始時間6時を考慮すると、頂上までの往復に許された時間は5時間が限度となります。
山岳小説や山岳ガイドブックを見ますと、ここ谷川岳では700件余りの遭難事故があり、「魔の山」とも言われ、単独の山としてかように遭難死の多い山は世界一だとのことで、心して登山準備していました。登山口の遭難慰霊碑には、これまでの遭難者の氏名がびっしり記されていますが、石碑には充分な余白がとってあり、次に誰の名前が刻まれるのかと思うと、これから登る小生にとっては、複雑な気持ちになっていました。でも、碑に刻まれた人は、一の倉沢の岩壁登はんのロッククライマーの若者達で、一般の登山者ではないことが解り、安堵した次第です。
一般道はなだらかなアップダウンの繰り返しで、リフト終点の天神峠から、写真を撮りながらゆっくり登っても、3時間弱で頂上に着いています。
山頂からの眺めは、あいにくの曇り空で、頂上の標識に描かれてるような北アルプスや浅間山は望むことができません。北東の越後の山並みと東側の朝日岳、笠ヶ岳、白毛門を見下ろし、遠くに尾瀬の至仏山、燧ケ岳がかろうじて識別できました。いつも見慣れている北アルプスの山容の雄大さに比べると、残念ながら見劣りは否めません。
谷川岳は小説の題材によく出ているので、期待しすぎていました。「隣の芝生は青い」の諺を思い出して頂上で昼飯を食べていました。今回の谷川岳登山で、いつでも手軽に3000m級の山々に登れる富山に住んでいることの有り難さが、再認識させられました。
とやまの こうじ
10月17日のさぶろく会(金沢)例会は、当日の日中に行なわれたさぶろく会ゴルフ帰りのメンバーが、加えて金沢以外から宮くんが参加、おおいに盛り上がりました。
まず、昨年12月急逝された水上千之くんに黙祷を捧げました。
野村(彰)くんの乾杯発声に続き、幹事よりこの一年のさぶろく会行事等について報告しました。とりわけ、「さぶろく会ブログ」発足への反響大きく、ブログ記事内容、ハンドルネーム等をめぐり話題が沸騰しました。
続いて着席の順に全員から近況報告がありました。話題は、家族、健康、経営、趣味等さまざまでしたが、みなさん元気に人生に体当たりしているという感じで、共感、共鳴、益するところ大でした。
最後に、遠来の宮くんの一本締めで会は無事終了しました。
来年も10月に(金沢)例会を開催することになると思います。今回は女性陣の参加が少なく残念でした。来年は女性に幹事に加わってもらいもっと大勢の参加で楽しい会を開き、元気な顔で再会したいものです。その間にも、ゴルフ、有志遊び会など誘い合って人生をいっしょに愉しみましょう。
今後のさぶろく会の諸行事は、
■08年さぶろく会(東京)・・・・・・・・08年11月15日(於 東京・青山)
■さぶろく句会兼忘年会・・・・・・・・・08年12月20日(於 東京)
■さぶろく会(金沢)春のゴルフ会・・・・・09年 4月(於 太閤山)
■さぶろく会たけのこ掘り・・・・・・・・09年 4月下旬? 5月上旬(於 森本)
■さぶろく会(東京)ゴルフ会・・・・・・未詳
■さぶろく会プレ50周年記念同窓会・・・・・長くんが幹事長名乗り出て、東京勢が
09年開催で準備中、
■同窓会建設記念募金は、目標80万円を上回り127万円(6月末現在)です。ご協力お礼申上げます。
2008/10/20
幹事 長谷川敏彦
西田穣一郎
2008年度 さぶろく会 北陸ゴルフ親睦会を 10月17日 金沢カントリークラブにおいて 開催致しました。
当日は 雲一つ無い絶好のゴルフ日和に恵まれ 65歳過ぎに思えない溌剌とした元気一杯のプレーを皆さんされた結果、競技はダブルペリアで最大ハンデ36にて算出、みごと 条件を最大に利用され(失礼!)、岡本泰治君が優勝(本人は納得していない様子のスコアでしたが?NET73.4)されました。
以下、順位は 斉藤泰憲君、伊原美枝子さん、新名信彦君、松島寛君、伊原勝一君、野村彰君、西田穣一郎くん、魚谷脩君。以上で Gross 84?127打までとかなり 好天もあり全体的に レベルUPした 競技となり 幹事としても喜んでおり、次回幹事の 岡本君(今回優勝者)にご苦労掛けますが期待し宜しくお願いします。当日夕方から 「いしや」 にて さぶろく会例会となっており さぞかし話がはずんだ事と推察致します(小生 町会の会合の為残念ながら欠席致しました)

当日ゴルフ幹事;新名
赤ソバの花が見頃だというので、10月4日、南信州伊那谷の中川村のソバ畑を見てきました。
皆さん、赤いソバの花をご覧になったことがありますか?ソバの花は、普通は白ですが、この赤いソバは「高嶺ルビー」と名付けられ、ヒマラヤ原産のソバを、信州大学の氏原暉男名誉教授とタカノ株式会社(長野県宮田村)が、10年余りの歳月をかけて共同開発した品種だそうです。今は、南信州の中川村、箕輪町の伊那高原赤ソバの里、木曽町の御岳ロープウェイの近くで栽培されているようです。
中央・南アルプスに挟まれた地、南信州伊那谷中川村、JR飯田線の伊那田島駅すぐ近くの線路沿いに広がった斜面一面、真っ赤と言うよりピンク色に染まっていました。花だけではなく、茎までも赤いんですね。周囲には、ブドウ畑、りんご畑もひろがっていました。りんごはちょうど収穫期を迎えており、赤くたわわに実っていました。
花追い人
富山県下一番の巨樹をご紹介しましょう。
その巨樹は、氷見市内、朝日山の麓にある氷見最古の寺、真言宗の古刹、「朝日山 上日寺」境内入り口に聳え立つ大イチョウです。
大小数十本の気根を垂れて、どっしりと構えた、その立ち姿はまことに堂々としたものです。36メートルという高さは、私の小型カメラでは、その全容を捉えきれません。
このイチョウは、秋には、1000リットルにも及ぶ実を結ぶといいます。
そばに立つ説明版によれば・・・・・・・地上3?5メートルのあたりから大小無数の気根が垂れているが、その先端部分が削られているのは、乳の出が少ない母親が乳が出るようにと祈り、煎用するという民間信仰のため。上日寺は、銀杏精舎と呼ばれていますが、これは、白鳳10年(681)当時、創建の際、観音菩薩を安置し、その霊木として、このイチョウの樹を植えられたと伝えられることに由来する・・・・・・
「上日寺のイチョウ」 国指定天然記念物
樹高 36メートル 幹周り 12メートル
推定樹齢 1300年
所在地 氷見市朝日本町 16?8 上日寺
氷見市内には、この他にも、上田子の「諏訪の大杉」や、余川の「五柱社の大杉」の杉の巨樹があります
「巨樹探訪」熱中人
平成20年10月5日(日)軽井沢72ゴルフ東押立コースにおいて、東京さぶろくゴルフ会が開催されました。
前日6時より、軽井沢プリンスホテルにおいて前夜祭を開催、日本国の諸問題について侃々諤々熱い議論が交わされました?かなり過激な主張も展開され翌日のプレイに影響するのではないかと危惧しましたが、その通りになったようです。参加者全員の平均スコアは106(グロス)です。
競技はダブルペリア方式によりハンディキャップを算出、各ホールでメリハリの効いたスコアメイクに成功した伊原勝一君が優勝の栄誉に輝きました。
心配したお天気も全員ホールアウトするまで何とか持ちました。日ごろの行いにもかかわらず好天に恵まれたことを感謝します。
参加者は以下の通りです。
伊原勝一、木本英明、岡本泰治、伊原美枝子、長秀隆、古市秀一、新保洋一、荒井晴雄
常願寺川の住人
金沢の北端で荒れた里山の竹切り、荒れた庭の整備(魚さんの助けを借りて)、荒れた家の片付けなどしています。家の片付けで古い文書などが出てきます。今年は長谷川さんの勧めもあって古文書教室と森本についての市民講座を受講したところ、面白い発見がありました。土蔵のガラクタの中から江戸時代末期に書かれた当家の過去帳が見つかりました。その中には当家初代が蓮如上人北国布教の際、真宗に帰依し熱心な信者となったこと、上洛し上人真筆の「南無阿弥陀仏」と書かれた掛け軸「六字名号」をもらったこと、上人没後香典として銭十貫文と山芋十五本を差し上げたところ後継者の実如上人から真筆をもらったことなどが書かれていました。当家にはそのような言い伝えのある掛け軸があるのですが、煤で真っ黒で字は全く読めません。ところが同じく市民講座でそんな場合でも赤外線写真で字が読めることを知りました。そこで金沢埋蔵文化センターへ持ち込んだところ、なんと南無阿弥・・と書いてあり、しかもそれぞれ蓮如上人と実如上人の筆跡に似ていました。当家初代はかの有名な加賀一向一揆にも参加したという言い伝えもあり、歴史の一端が顔をのぞかせた様な気分になりました。このようないきさつが9月18日付の北国新聞に載りましたのでお知らせしました。
竹切りの翁