2009年1月の記事一覧

雪の華吹雪

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 今朝の富山の地方紙(北日本新聞)に、本来、暖流系の魚であるゴンズイが富山湾で産卵・孵化して、群れで泳いでいる写真がのっています。やはり地球温暖化現象の一部でしょうかね。

例年ならとっくに「鰤起こし*」と共にフクラギ、ガンド、ブリが回ってきて、富山湾の定置網は連日活気づいているはずなのに、未だにまとまった回遊がありません。どこの定置網漁協もため息が出るばかりと嘆いています。

*注「鰤起こし」とは、12月初旬頃、稲妻と激しい雷鳴とともに富山湾で吹き荒れる暴雨風のことで、この「鰤起こし」が吹くことで、海が荒れ、攪拌されて、海水温も下がり、鰤が回遊し、定置網での鰤の水揚げが本格化するのです。お米が原料の鰤風味のお菓子「ぶりおこし?」じゃありません。そんな魚臭い「おこし」って商品化されません。

 

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 ところが、この週末は一転して強い冬型の気圧配置となり、金曜の夜半からの猛吹雪で、土曜日の夜明けまでには、富山市内でも20cmの積雪をみています。昨日は、一日中、断続的に雪が降り、空、陸ともに交通機関が大きく乱れていました。

 我が町内には、残念ながら未だに融雪装置は施されておらず、各家々では夜明けとともに、総出で除雪作業に取り掛かっています。我が家一軒だけで町内の和を乱すわけにはいきません。家内とスコップ、ママさんダンプを持ち出して、皆さんと一緒に道路の除雪に汗をかいていました。

一汗かいてから、雪が小降りとなったのを見計らって、近くの山に出掛けてみました。大雪注意報が出たからと言っても、一日中、雪が降りっぱなしって事はありません。時々、天の神様が強く息を吹きかけて、どんより雲を吹き払ってくれます。そう、5?6分ぐらいですかね、ほんの一時ですが青空が顔を出してくれます。その瞬間がたまらなく素晴らしいのです。まさに天からの恩寵です。真っ青な空に真っ白な雪、たった2色だけですが、背景に青空が入ると心和む素晴らしい絵になります。風が吹くと、雪の華吹雪が舞い散ってきます。

"燃えて燃やした肌より白い花??♪♪浴びてわたしは夜桜お七?♪♪・・  さくら?さくら?はな吹雪??♪♪"

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降雪の合間に戸外でも充分楽しめる富山の冬も捨てたもんじゃありませんよ。

                    とやまの こうじ

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寒中お見舞い申し上げます。

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さて、小生、今年も巨樹を求めて、彼方此方と日本各地を駆け巡りたいと思っています。本年最初の一本は、滋賀県高月町にある 「唐川の野大神スギ」です。

滋賀県湖北地域には、多くの巨木があり、それらの多くは、「野神(のがみ)」さんと呼ばれ、昔からこの土地の人たちに崇められています。この「野大神スギ」も「のがみ」と読みます。

普通、スギの巨木は、神社の境内で御神木として、あるいは、人里はなれた山中にありますが、この「野大神スギ」は、高月町唐川の集落のはずれの三叉路のど真ん中に堂々と突っ立っていました。このスギ自身が集落の人たちによって、「神」として大事にされているのです。

枝と幹の一部がというより半分ほどまでが枯れて白くなっていますが。元気な枝は、伸び伸びと緑の葉を生い茂らせていました。あたかも、「生」と「死」が混在し一体となっているように見えました。

この土地では、昔 川の氾濫に度々見舞われ、災難よけのため、観音像を川に沈め、その目印として植えられたと伝承されているそうです。

    「唐川の野大神スギ」

      樹高 23メートル  幹周り 8.7メートル

      所在地 滋賀県伊香郡?高月町唐川

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                          「巨樹探訪」熱中人

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久し振りにブログに書き込みます。

 楽しいはずの年末年始休暇は、例の件で気分すぐれず、イジイジと家籠もりで終わってしまいました。

 この週末は、時折、青空を垣間見せてくれる穏やかな日でした。気分転換にカンジキ履いて里山に登ってきました。真っ新なフワフワの新雪を蹴散らして、最初におのが足跡を付けるって、気持ちが良いものです。時々、カモシカ、キツネ、ウサギの足跡に出くわします。ウサギの足跡を眺めていると、子供の頃、近所のガキ大将になって、尾山神社の境内で、ケン・ケン・パー、ケン・ケン・パーと、暗くなるまで石蹴りして遊んだことが思い出されます。

 子供の頃が懐かしく、腰を下ろして、足跡を見ているうちに、ふと、俳人・田 捨女の句 「雪の朝 二の字 二の字の 下駄の跡」が浮かんできました。スニーカーで育った現代っ子には、もはや理解できない情景でしょうね。私たちの附属高校だけが、通学に高下駄履きが許されていました。靴墨でペカペカに光らせた学帽を被って、高下駄はいてバンカラぶって野田の道を通っていました。

「下駄をならして?、奴がくる?、腰に?手ぬぐいぶらさげてぇ?」と、かまやつひろしの「我が良き友よ」を口ずさみながら、思いっきり良い汗をかいてきました。

 昔のことが懐かしく、感傷に浸り始めるなんて、ひょっとすると、こうじには「うつ」の前兆が来たのかな?っと、気にしながら大寒を迎えようとしているこの頃です。が、

         とやまの こうじ は 今じゃー元気ですよ。


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09年 新年のごあいさつ




さぶろく会のみなさま、新年おめでとうございます。

みなさまの09年におけるご多幸とご健康を祈念いたします。

「さぶろく会ブログ」も二年目を迎えました。引き続きみなさまの交流の

場となるよう、ご案内、エッセー、写真などなどお気軽に投稿いただきたく

お願いいたします。

ブログ管理トリオも微力ながら努力しますのでよろしくお願いいたします。

              おせん(仙台)、DOVE(松島)、TON(長谷川)

 

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