2009年3月の記事一覧

大河ドラマ「天地人」の春日山

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?? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? ?カタクリとエンレイソウ

? 金曜日から北陸は季節外れの寒波襲来で、富山市内でも雪が舞い降りていました。山関係のブログを開くと上越の山々にも可成りの新雪が積もったとの報に、久し振りに遠出して、新雪の中のスノー・トレッキングを楽しむことを企てました。

幸い、28日の土曜日からETC搭載車を対象にした「高速1000円乗り放題」が始まるとのことです。土・日・祭日の高速道路料金は、どこまで乗っても「1,000円ポッキリ」です。

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「○○○円ポッキリ、明朗会計」のキャッチに、フラフラーッと付いてお店に入ったは良いが、いざ会計では、怖い兄ちゃんが出てきて、テーブルチャージ、指名料等々の加算が付いて、メンタマ飛び出て、以降「ポッキリ・トラウマ病」に罹患した「さぶろく会」の御仁も多いのでは無かろうか。はたして「1000円ポッキリ」を信用しても良いものか。「うまい話にはうっかり乗るな」の教訓がありますが、今回のポッキリは、麻生首相が定額給付金と共に政府主導の景気対策の一環として行われているもので、安心して乗ってみることにしました。しかし、次回総選挙で、もしも、高速料金無料化をマニフェストに掲げる民主党に政権が変わると、全てのインターに設置した自動料金収受システム(ETC)はどうなるんだろうかと、政治家でもないのに余計な心配が出てきます。

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いつもなら、週末の北陸高速道は閑散としているのに、この週末は明らかに交通量が増えています。給油に立ち寄ったサービスエリアには、京都、大阪の関西ナンバー県外車が多く見られます。親不知付近から雲行きが怪しくなり始めました。それまで銀色の糸を引いて天から舞い降りていた霙は、次第に白い雪に変わり始めました。でも、風流だなぁー、と

♪、♪ 季節外れの雪が降ってる ・・・ ♪
    「東京で見る雪は、これが最後ね」と 
    淋しそうに君がつぶやく、
    なごり雪も降る時を知り・・・・♪♪
    いま、春がきて君は綺麗になった
    去年よりずーっと綺麗になった・・・・♪、♪
イルカのヒット曲「なごり雪」を口ずさみながらルンルン気分で運転していました。

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ところが、上信越道に入ると、なごり雪の風情を味わっているどころではなくなったのです。牡丹雪から吹雪に変わり、高速道脇の案内表示が普通タイヤ車のチェーン着用の警告表示が点滅し始めたのです。わが愛車は先週末に、 タイヤをスタッドレスからレギュラ?に履き替えたばかりです。降雪量も次第に激しさを増してきますし、道路の雪も多くなり、轍を外すとハンドルが取られるようになってきました。

嫌な予感が増してきます。レギュラータイヤ車は、ノロノロ運転でひだり路肩を走ります。このままレギュラーで走り続けるとスリップが心配だと、先行車の列に倣い、上越高田インターで高速を下りることにしました。
 インター出口のETCの料金表示は1,000円と点灯され、「1,000円ポッキリ乗り放題」に偽りはありません。
 でも、この吹雪の中、レギュラータイヤでは、動きがとれません。で、今回は、戸隠山登山を諦めることにしました。折角、上越市まで来たのだからと、NHK大河ドラマで、今が旬の、「天地人」の舞台、上杉謙信、直江兼継ゆかりの春日山に行くことにしました。
 

春日山も金曜日から降り積もった雪で、山頂の春日山城趾までの山道は、グチャグチャです。さすが、NHK大河ドラマの集客力は凄い。降雪とグチャグチャ道にも拘わらず、革靴、ブーツ、スニーカー履きの観光客が次々と足下を泥んこにしながら登ってきます。大河ドラマ「天地人」は、この1月から始まったばかりで、山城への道は、未だ舗装などされず自然のままに残されており、道端には、エンレイソウ、カタクリ、シャガ、ショウジョウバカマなどの春の山野草が、降り積もった雪にもめげず、温かく迎えてくれました。
           

 とやまの こうじ

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イチローの笑顔と一郎の涙顔

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今朝の各紙面は、二人の「いちろう」の話題で占められていましたね。報道陣に囲まれた侍ジャパンのイチローは「神(カミ)が降りてきた」と笑顔を見せているのに、民主党の一郎は「お上(カミ)の企みだ」と憤懣やるかたなしの涙顔で対照的です。イチローは「(今大会では)ずーっと、谷しかなかったが、最後に山に登ることが出来ました」と。一方の一郎は「納得がいかない」と、谷に突き落とされても民主党代表の座は続投するとの記者会見でした。

 

そもそも「政治とカネ」はつきもので、ロッキード事件、リクルート事件、ゼネコン汚職の教訓から、古い金権政治との決別のため政治資金規正法が強化されたはずでした。それが未だにゼネコンと不透明な関係を続け、相変わらず「秘書が・・」「秘書が・・」で国民には納得できる説明がありません。全く見返りなしで企業が、政治家に多額な献金をするはずがありません。見返りなしで献金するのであるなら、その清い志を、我々の「日本赤十字社」にも向けてほしいのです。

 

 「越後屋、おぬしもなかなかやるのぉー」 と、ソーッと出された菓子箱から、山吹色の菓子だけを選んで、袂に入れる悪代官のシーンを毎週のように見ていても、最後には「静まれ、静まれーッ、この紋所が目に入らぬかーッ、こちらにおわすわー、誰と心得る。畏れ多くも前の副将軍・水戸の・・・・・・」と、筋書きが決まってはいるが、「弱きを助け、強きを挫く」テレビドラマ『水戸黄門』は、いまだにお茶の間では大人気です。この勧善懲悪ストーリーは「日本人の心」のふるさとなのです。 

 余談になりますが、以前にアメリカで「水戸黄門」を放映したところ、筋書きがあまりにも権威主義的だとして受け入れられなかったのは、武士道の「こころ」を受け継ぐ日本人の「こころ」と、弱肉強食の狩猟民族だった彼らの「こころ」との違いだったのでしょうか。

 

 ところで、侍ニッポンの選手達は、白地に赤い日本の国旗・日の丸のもと、イチローをチームリーダーに、一丸となってWBCで優勝を勝ち取ったが、シンボルマークに同じように赤い円を2つ使った民主党は、続投を宣言した一郎のもとで、この違法献金問題をかかえたまま、はたして、一丸となって政治の荒波を乗り切れるのだろうか。はなはだ疑問だ。

                        とやまの こうじ

 

ようやく富山にも春の足音が

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先週の富山は4月中旬のようなぽかぽか陽気の毎日でした。野や山は一気に春めいてようやく芽吹きの季節となっています。

この柔らかな陽射しに誘われて、郊外の田圃の畦道を歩いていると、自転車や自動車に乗っていると見逃してしまうような小さな青い花を見つけました。冬の間、霜や雪に晒されながら、ひたすら春を待っていた可憐な花が愛おしくなり、写真に撮ってきました。

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何という雑草だろうか、家に帰って植物図鑑をめくると「イヌノフグリ」です。 「ふぐり」?、どっかで聞いたことあるなぁ。早速、広辞苑を開くと「陰嚢、睾丸」と書いてあります。ブッチャケた名前が「イヌのキン○マ」だって。長い過酷な冬をじっと耐え忍んできたこの雑草の名が「フグリ」とは、あまりも可哀想すぎます。雑草と雖もれっきとした植物です。

 そういえば、「雑草という名の植物はありません。どんな草にも名前があるのです」と入江侍従長に言われた昭和天皇の言葉を思い出しました。天皇陛下もこの花を「イヌノキン○マ」じゃなくて「イヌノフグリ」と言ってたのだろうか?。じゃあ、雑草の「屁糞蔓・ヘクソズル」「ハキダメギク」はどう言っていたのだろうか と、下種の勘繰りが始まります。陛下は植物学者としても有名でしたから、いくらなんでも「イヌノおフグリ」「おヘクソヅル」と勝手に「お」を付けた丁寧語は使わないだろうって。

それにしても雑草には蔑んだ名前が付けられていますね。「タガラシ」「ドクダミ」「ペンペングサ」「ヘビイチゴ」・・・・

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Wikipediaでは 「雑草とは人間の生活範囲に人間の意図に反して繁殖する植物」と書かれています。取り除いても、ひっこ抜いても、嫌われながらも生えてくるが故に、軽蔑された名が付けられています。

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きのう歩いた畦道には「イヌノフグリ」の外「ヒメオドリコソウ」「ツクシ」が冬の眠りから目を覚まし、春の陽射しを満喫していました。よーくよーく見てやってください。雑草、雑草と馬鹿にすんなー、だって。

ほんとうに可愛いじゃありませんか。 

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富山の畦道の雰囲気が出るように、立山連峰を取り入れたアングルで撮ってみました。

                   とやまの こうじ

                                           

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日溜まりには、もう草の芽が萌え立ち始めています。先日は碧風さんの地元・上市で蕗の薹を摘んで、一足早く、春の香りと味わいを楽しんだところです。

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 前線が通過した先週末の土曜日の夜半からは、月も顔を出し始め、翌日の日曜日は朝から見違える好天となりました。家内は岳父の介護で金沢に行って留守ですが、この素晴らしい天候をみすみす見逃すわけにはいきません。

 朝6時にピッケル、アイゼン、カンジキを持って、西穂高岳・丸山を目指し家を出ました。新穂高ロープウエイの終点、千石平駅は気温マイナス6度ですが、雲一つ無いコバルトブルーの青空です。雪を被って真っ白な西穂高岳がその堂々とした山容をおしげもなく見せてくれました。千石平は前日の降雪と今朝の冷え込みで、オオシラビソには樹氷が、ダケカンバには真っ白な霧氷がまとわりつき、素晴らしい景観です。

 昨晩の新雪は30cmほどですが、西穂山荘への登山道は、既に先行者の踏み跡が付いており、トレースさえ踏み外さなければカンジキの必要はありません。むしろ、踏み固められたトレースはカチンカチンに凍り付いた圧雪状態で、アイゼンに履き替えて登り始めました。

 登山口から45分ほど登ったでしょうか、下からガスガ湧き上がってきたなと思ったら、あれよあれよという間に、真っ白の世界に変わってしまいました。

幸い、吹雪かれずに、要所要所の樹木に取り付けてある蛍光の案内板を辿って、山荘まで登ってきました。視界の利かないこの天候では、これ以上のぼってもホワイトアウトでに迷う恐れがあると判断して、目的の丸山への登山は諦めました。

 つい先達ても、ガスの中を西穂へ向かった単独行の登山者が、山荘に帰る途中で、ホワイトアイトで道に迷い、帰れなくなったばかりです。帰りが遅く心配した山荘から出発した救援隊の捜索で、凍死寸前で救助されているだけに、あっさりと登山を中止にしました。

 ここから下りるだけなら1時間も掛かりません。山荘の食堂で一服し、名物の西穂ラーメンで身体を温めてから下山してきました。

 

 来週の323日からは419日まで、ロープウエイのワイヤー交換で長期運休になるとアナウンスされており、日曜日は幸運な判断の山行でした。

 ガスで視界がさえぎられるまでの西穂高岳と霧氷の写真を添付しました。

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                                とやまの   こうじ

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20090315_1.jpg 20090315_2.jpg 20090315_3.jpgクスノキは、日本の巨樹ランキング上位のほとんどを占めますが、愛知県内にも数多くのノクスノキの巨樹が存在します。愛知県でも巨樹ベストテンのうち9本がクスノキで、この「清田の大樟」はその中のトップで、中部地方でも有数の巨木の1本で、県下第2位の巨樹でもあります。

東名高速道の音羽・蒲郡インターを降りて蒲郡市内へ連絡する有料道路の料金所を出て、右、山側へ入り、みかん畑の中を少し走ると、前方に見えてくる森のように生い茂っている緑の塊が、古くから「清田の大樟」といわれるクスノキの老樹です。周囲はみかん畑、このクスノキのみが伸び伸びと太い枝を大きく広げている。枝張りは、東西23メートル、南北27メートルにも及ぶといいます。地上2メートルばかりの所に大きな瘤をもつ異様な風貌は、凄まじいばかりの生命力を感じさせます。幹周りは11.7メートルといいますがそれ以上の太さに見えます。

明治の初め頃までは、この清田地区一帯はクスノキの樹海で覆われ、クスノキの大木が何本も生い茂っていたといいますが、今はこの大樟1本のみが残っているそうです。以前はクスノキで覆われていたという事実は、近くにある安楽寺という大きく立派な山門を持つ浄土宗の寺院の山号「楠林山」から納得できます。安楽寺は、徳川家康の生母 於大の方(後の伝通院)の後添いの久松俊勝の菩提寺です。於大の方は東京小石川の「伝通院」に埋葬されていますが、位牌はこの安楽寺にあるそうです。

クスノキが次々と伐採されていった中で、何故この「清田の大樟」一本だけが残ったのだろうか?伝説では、昔源義家が奥州征伐に向かう途中、記念に植えたといいます。そのために保護されたのだろうか?それとも、この生命力に満ち溢れた異様な風貌に恐れをなし、神が宿っていると感じたのでは・・・・・

?????????? 「清田の大樟」     国指定天然記念物

         樹高 22メートル   幹周り 11.7メートル

         推定樹齢 約1000年

         所在地 愛知県蒲郡市清田町下屋敷91

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                               「巨樹探訪」熱中人

  

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悔しいすッ。富士山は雲の中で

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  先週は静岡市で開かれた赤十字病院長会議に出席してきました。北陸が天気の悪いこの冬場は、カラカラ天気の太平洋側では、雪をいだいた富士山の絵が撮れると張り切って出掛けたのですが、毎日が雨模様で、富士山の裾野すら拝むことが出来ません。

 会議明けの土曜日は、家康公ゆかりの久能山東照宮の1159段の石段を、1段1段楽しみながら登って参拝してきました。日光東照宮に比べると地味ではあるが、社殿の建物は総漆塗りで、天上や壁、欄間の彫刻は極彩色が施されています。昨年50年ぶりに建物が塗り替えられた直後とあって、その色合いの見事さには目を奪われるばかりです。参道の所々には、鮮やかな濃桃色の緋寒桜(寒緋桜・カンヒザクラ*)が満開の見頃で、急な石段の登りにもかかわらず、見惚れているといつの間にか乱れた呼吸を整えてくれます。

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*;各種の桜に先駆けて咲く、この緋寒桜(ヒカンザクラ)は彼岸桜(ヒガンザクラ)と混同されやすいので、緋寒を寒緋にひっくり返して寒緋桜(カンヒザクラ)の呼び方に変えたという経緯があります。

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帰りは、久能山からロープウェイで富士山の眺望所として名高い日本平に立ち寄ってはみたものの、お目当ての富士山は相変わらず厚い雲の中でした。

 ところが、帰りの羽田から富山への飛行機の中で、機長が、「今日は左手の雲海の中に富士山が綺麗にみえます」とのアナウンスが流れました。しかし、右の窓側の座席の小生には、またしても富士山を目にすることが出来ません。今回は、残念ながら富士山と縁のない会議出張でした。

  捨てる神あれば拾う神ありで、北アルプス上空に差し掛かると、今度は右手下方に剱・立山連峰を、その向こうに白馬、鹿島槍の後立山連峰が、まるで天から粉砂糖をたっぷり降りかけたかのように真っ白に輝いていました。また、両アルプスの間には、黒部湖が、搾りたての牛乳を溜めているかのように乳白色でくっきりと見る事が出来ました。雪を被った白い山並みの中で、我が郷土の秀峰・剱岳は、雪をも寄せ付けず、西に傾く陽射しを浴びて黒く輝いて屹立しているのが印象的でした。

 終わりよければ全てよしで、気分晴れ晴れと富山に戻ってきました。

             

                     とやまの こうじ

                                                  

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マンサクと剱岳

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花追い人さんのレポートに見られるように、菜の花を始め、蝋梅、三叉、満作、蕗の薹、福寿草と黄色い花がいち早く春の訪れを知らせてくれます。その中で、冬枯れの色淋しい里山で、華やかさを演出してくれるのが「満作・マンサク」です。

 マンサクの名前の由来には2説があり、この花がよく咲く年は「豊年満作」になるので「マンサク」と名付けられた、もう一つは、春には他の花に先駆けて「先ず咲く」「まんず咲く」が「マンサク」になったとも言われている。

 今年は例年になく温かく、富山では例年より30日も早く2月の始めに梅の開花宣言が出されました。我が家のロウバイはとっくに咲き終わってしまったし、先々週は春一番が吹き荒れたことだし、ひょっとすると千石城山の頂上のマンサクも咲きだしているのではと登ることにしました。

 先々週の222日は天気予報では1日中、晴れマークが付いていました。この青空の下で、バックに剱岳を入れての満開の「マンサク」の絵を、と、写欲が湧いてきます。思い通りに作画をするには、剱岳に斜光から順光が射し込み始める昼頃までに頂上に登れば充分ですので、急ぐ必要はありません。ゆっくり朝食を取ってから出掛けることにしました。望遠でマンサクに焦点を当て、真っ白に冠雪した剱を手前に引きつけての構図イメージが膨らんできます。慌てる必要はないと判ってはいても、写真の出来上がりを想像しただけでも心ウキウキで、自ずとアクセルを踏み込む右足に力が入ります。

積雪期の登山口である「ふるさと剱親自然公園」の駐車場には、既に12台の車が止まっています。今朝は、出来上がり写真の光の入り方まで考慮しての遅い出発です。ところが、万事そんなに思い通りにはいきません。頭に描いていた青空は、時間と共に次第に白い雲に置き変わっています。

 杉林の林間コースに付けられた先行者のトレースを辿って黙々と登っていきます。夜のうちに降り積もった新雪の上には、この明け方に付けられた真新しいカモシカの足跡が見られます。駐車場から約1時間半で頂上に到着です。

千石城山は、剱岳の恰好の展望所で、雪に覆われた頂上には、数パーティが、思い思いに陣取って、昼食を取りながら眺望を楽しんでいます。右手に、鍬先山、薬師岳、正面に大日岳、剱御前そして剱岳が、早月川を挟んだ左手には毛勝3山が、真後ろには富山平野、富山湾が一望できます。が、残念ながら高曇りの白い空では、いくら見晴らしが良くても、剱岳の雪化粧が映えません。

前景に入れる予定だった「マンサク」は、まさに咲き始めたばかりで細い黄色い花弁が未だ縮こまっており、絵にするには1週間早かったようです。これでは、写欲も失せ、頂上で昼ご飯を食べて、そそくさと下りてきました。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                        

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昨日の31日は、「剱岳とマンサク」の撮影に再挑戦です。あれから1週間も待ったから、マンサクの花弁も延びているだろうと、朝10時にカメラをもって出掛けたのですが、上市・東種から見た剱岳は厚い雲の中です。これでは登っても無駄足と、あっさり諦めて家路につきました。
 昼頃、2階のベランダから剱・立山方向を見やると、東の空の雲が薄くなっています。この分なら頂上に着く頃には晴れ上がると、再チャレンジで出直しました。
 先週は、前日の降雪で「ふるさと剱親自然公園」の駐車場までしか車で上る事が出来ませんでしたが、この1週間で道路の雪はすっかり溶け、登山口の駐車場まで難なく上ることが出来ました。花粉症の小生には、スギ花粉が飛び散る林間道をテクテク登ることを気にして、通常の倍量の薬を内服し、マスクつけての登山です(そこまでやるかー)。雪が溶けたおかげで、案じていたスギ林の通り抜けを回避することが出来、しかも約30分の短縮です。
 夏山の登山口から頂上までは、50分も掛かりません。そのうえ、道程の半分はすでに雪が溶け夏道が出ていました。
 千石城山の上は期待通りの 雲一つ無い真っ青の青空で、マンサクの黄色は冬の柔らかな陽射しを浴びて輝いてはいるものの、肝心の剱岳は雲の中に隠れたまま。そのうち、そのうちにと2時間ほど粘ってはみましたが、剱岳は顔を出してはくれませんでした。
 頂上のマンサクの開花状況からは、来週まで散らずに持ち堪えてくれそうです。3度目の正直って言うじゃないですか。来週もう一度チャレンジすっか。でも、2度あることは3度あるっても言うじゃなーい。どちらの諺を信じようか迷ってまーす。
                    とやまの こうじ

さぶろく会のブログも春到来、にぎやかになってきましたね。
さぶろくゴルフ会北陸大会のご案内です。ふるって参加してください。しばらくプレイしていないけど体調もいいからトライしようかなと思っている人も大歓迎です。参加してみると常連と変わらないことに安心するかもしれませんよ。


出・欠 は本記事にコメントを付けてください。
4月5日までにお願いします。


ブログを全く見ない人、時々しか見ない人にも連絡していただければありがたいです。

                        記

日時:平成21年4月15日(水)AM10:09スタート(4組予定)

   集合AM9:40

場所:太閤山カントリークラブ
    富山県射水市平野1
    0766-56-1200
    http://www.taikoyama-cc.com/

プレイ代:キャディ付き10,560円(通常13,700円のところ伊原君のご尽力により)
会  費:5000円 

競技方式: ダブルペリア方式 (最高ハンディ 36)

連絡先:さぶろくゴルフ会幹事の "たいじ"
    e-mail: taiji@nifty.com?? tel: 090-3764-0386 ; 0764-51-0640

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アクセスマップ

http://www.taikoyama-cc.com/map.htm?

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