2009年5月の記事一覧
5月17日軽井沢72ゴルフ北コース(Orange Tee 6566ヤード)において"さぶろくゴルフトーナメント"が開催されました。気象予報士イハラ氏の大外れのお天気小雨模様の中、コース設計者の意図に素直に迎合した結果ご覧のような始末に相成りました。
その中で終始正確なショットを続け、スコアメイクに成功した井村路子選手が栄えある優勝を手にしました。おめでとうございます!!
上の表をクリックすると、PDFファイルが表示されます。拡大してみることもできますし、印刷することもできます。
お世話いただいた方々、とりわけオッ長君に感謝します。
前夜、撮ったスナップ写真をgoogleのウェブアルバムにアップロードしました。酔眼で撮りましたので、出来は良くありませんが雰囲気だけ感じ取っていただけたらと思います。
上記"アルバム"をクリックしてください。見覚えのある人の顔が現れます。さらにクリックするとアルバムを閲覧できます。
軽井沢北さぶろくゴルフトーナメント 大幹事 オッ長の 代理の タイジ
バイキングスタイルの懇親会は、6時30分 長幹事の挨拶に続き、遠来の佐藤さんの乾杯発声で始まり、9時に終了しましたが、皆さん話が尽きず、ほの暗いホテルロビーにて話が弾み、11時前ようやくそれぞれの部屋に引き上げました。
翌17日は、朝からあいにくの雨。早い朝食後、ゴルフ組は7時30分ホテルをスタート。非ゴルフ組の私たち7名(堤、辻、増山、魚谷、萩原、長谷川、宮)は、9時ホテルを出て、小諸市の小諸城址・懐古園へ向かい、ツツジの花が満開の静かな園内を散策しました。徴古館で小諸城の歴史を学び、藤村記念館で藤村と小諸との関わりを知り、数々の資料を見ました。苔むした石垣と、新緑に覆われた雨の園内は、静かで落ち着いた雰囲気でした。そんな緑の中でツツジが見頃でちょっと華やいだ彩を添えていました。藤村記念館の前には、1本の大ケヤキがあり、幹周り6.5メートル、推定樹齢500年と記してありました。庭師 魚谷氏による樹木や庭園の造作についての話を聞きながら園内散策を楽しみました。
水の手展望台より眼下の曲がりくねった千曲川を眺めていたら、ふと、藤村の「千曲川旅情のうた」の1節「小諸なる古城のほとり 雲白く遊子かなしむ・・・・」が浮かんできました。
昼食を懐古園前の蕎麦屋で、蕎麦の「通」が先ず食するという辻さんの提案で、ざるそばを皆で食べた後散会しました。
次回、2年後2011年の「50周年記念同窓会」での再会を楽しみにしています。
長 幹事さんご苦労様でした。
あいちの こうじ
掲題の建設事業および募金については、5月の軽井沢プレ50周年記念同窓会の席でも学年幹事として状況説明を求められました。私としても2月の「同窓会だより」以上のことは知らないので、お聞きになったみなさんにはかえって失望を与えたかなと思っています。
本日、平口同窓会会長から学年幹事あての5月14日の役員会議事録(建設事業および募金に関する部分)が送られてきました。この内容は8月の「同窓会だより」に掲載予定で、同窓生からの問い合わせには議事録の内容で対応して欲しい旨記載してありましたが、開示をすればいいのにこんなやり方をしておればなおさら会員の疑心暗鬼をよぶと考え、その内容を下記のとおりご連絡いたします。
記
■募金は現状5744万円+旧現職員170万円+その他550万円、計6464万円という状況。
■記念館工事予定金額は募金状況を踏まえ6300万円に抑制する。
■工事予定金額に鑑み計画規模を縮小する。
■施設内容の主な変更
・同窓会会議室は学校側の要望をとりいれ多目的ホールとする。
・同窓会資料室は簡素にする。 等
■建築確認申請は出直しとなる。
遅延の轍を踏まぬため施行業者の見積もりをとり、工事金額決定を先行する。
■工事施行業者は1社を選定する。
また手造り感覚で、同窓生の建築および設備電気等の仕事に携わる人の協力体制をとる。
■報告
・幹事会等への報告は、全ての工事スケジュール決定次第実施する。
・8月総会では、着工した旨および完成日時等を報告する。
以上
学年幹事 長谷川敏彦
「慈福寺の種まき桜」を見た後、福島から南下し二本松市へ入りました。ここに、城下町二本松市が誇る三名桜があると聞き及んで行ってみることにしました。それらは、いずれも二本松駅と霞ヶ城(二本松城)に挟まれた旧城下町に点在する、本久寺、鏡石寺、蓮華寺と言う古刹の境内に在る枝垂桜の古木でした。しかし、行ってみるといずれも、時遅しという感じで葉桜状態でした。残念なるかな、残念なるかな・・・・。どの樹も300年以上を経た古木で、しかも巨樹と言われるほどの樹で、一杯花をつけた満開時の状態は、さぞやと思わせるほどの見事な枝振りでした。この他、大隣寺、円東寺、満福寺の枝垂桜も訪ねましたが、やはり、いずれも見頃を過ぎた寂しい状態でした。
本久寺のシダレザクラ・・・二本松市根崎1丁目267?1.市指定天然記念物。樹高9メートル、幹周り三メートル、枝張り東西14.5メートル、南北17メートル、樹齢350年以上の枝振りの見事な古木です。初代ニ本松藩主丹羽光重公が入府した(1643)際に植樹したと伝えられています。元禄2年芭蕉が奥の細道遍歴の際、この桜木の下で「陸奥(みちのく)の本より久し寺桜」と歌われたと伝えられています。
鏡石寺のシダレザクラ・・・二本松市亀谷1丁目110.市指定天然記念物。樹高10メートル、幹周り3.2メートル、推定樹齢約400年の古木です。本堂裏高さ8メートルほどの斜面上部に傾くように立っており、枝振りが2重になり、見事な重層樹形を成す姿は素晴らしい。
蓮華寺のシダレザクラ・・・二本松市亀谷1丁目3.市指定天然記念物。樹高12メートル、幹周り3.7メートル、推定樹齢300年以上という大樹です。二枝に分かれ斜めに伸び、奇形を呈しながら小枝が滝のように垂れているシダレザクラ。寛永年20年(1643)に植えられたと言います。
大隣寺のシダレザクラ・・・二本松市成田町1?532.本堂前、訪れる人の頭上を覆う様に枝垂れていました。当寺は、二本松藩主累代の菩提寺です。
円東寺のシダレザクラ・・・二本松市渋川字下原68.市指定天然記念物。県緑の文化財。樹高10.5メートル、幹周り4.1メートル、小枝の最長7メートル超、推定樹齢400年を越すと言われる古木ですが、樹勢旺盛で満開時はさぞや見事だろうと思いました。
満福寺のシダレザクラ・・・二本松市油井字飯出93.本堂への階段上を覆うように枝垂れている桜。当寺には、高村智恵子の生家、長沼家のお墓があります。
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これで、福島の桜めぐりもようやく終わりました。本当に福島県と言う所は桜の名木が多い所でした。町中のお寺の境内に、農家の庭先に、里山の丘の上に、山里の道路わきに、それらは当たり前のように存在していました。本当に福島は桜の郷でした。今回は、福島のほんの一部を廻っただけです。まだまだ素晴らしい所がいっぱいあるに違いありません。そんな思いを抱かせた2日間の旅でした。 有難う福島!又来ます・・・・。
花追い人
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「三春滝桜」をはじめ、三春周辺の数多くの枝垂桜の見事さに圧倒され、興奮した感動を郡山市内のホテルで癒し、翌16日早朝、bulantaneさん推奨の福島市の「花見山公園」を目指しました。阿武隈川河川敷にある臨時駐車場はまだ早い所為か車は少なかった。協力金と往復バス代300円也を支払い、シャトルバスに乗りいざ花見山公園へ。
写真家、秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と毎年撮影に訪れていたそうです。期待に胸躍らせてバスを降り、山の方を眺めると、残念なるかな・・・既に見頃は終わり、桜はほとんど葉桜状態で、黄、桃、赤、白等が入り混じった見事な色彩に彩られた光景は見られませんでした。ほんの僅か遅かったようです。なにしろ、「三春滝桜」の開花状況ばかりに気を奪われていました。でも同じ地域でこれほどの違いがあるなんて思ってもみませんでした。残念、折角遠路はるばる来たのに・・・・。
悔しい気持ちで「花見山公園」を後にして、国道115号線を土湯温泉方面へと走り、福島市郊外にある山寺、慈福寺へ向かいました。目指す「種まき桜」はこの寺の境内に立っていました。
慈福寺の種まき桜・・・福島市佐原字寺前9.市指定天然記念物。県緑の文化財登録。樹高15メートル、幹周り三メートル、樹齢300年以上と言われる枝垂桜、別名イトザクラです。伊達政宗の父、輝宗公が横死の折、ご遺骸が一晩安置された二本松、小浜城から運び込まれた桜だという説もあるそうです。
枝は横に力強く張り出し、堂々とした樹容。花は淡紅色、京の舞妓さんのだらりの帯を思わせるような、艶やかで、優美な枝垂れようです。古くから、佐原地区の人々はこの桜が咲き始めると、苗代に種を蒔いたので、「種まき桜」として親しんできたそうです。
慈福寺は、前身は伊達家の「寿徳寺」といい、二本松と猪苗代城を睨んだ軍事拠点として、正宗の父、輝宗が建立したものです。輝宗の遺体はここ寿徳寺で荼毘に付され、観音堂の北の大岩の上にある古い5輪塔は、「輝宗の首塚」と言い伝えられています。
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三春町の北側に位置する、二本松市の山間の地にも見事な枝垂桜がありました。福田寺の境内に立つ「福田寺の糸桜」と「合戦場のしだれ桜」です。走っている車の中からも、すぐにそれと分かるような目だった存在でした。
福田寺の糸桜・・・二本松市東新殿字大久保174.県緑の文化財指定。樹高20メートル、幹周り5メートル、樹齢300年余という枝垂桜の大木です。樹高が高い割りに枝張りがあまりないのでボリューム感に欠けるので今ひとつ迫力がない。「三春滝桜」の子で、「合戦場のしだれ桜」の親と伝わるエドヒガンのシダレザクラです。
合戦場のしだれ桜・・・二本松市東新殿字大林145.国道459号線沿いに広がる高台、通称「合戦場」に立つ枝垂桜です。枝張りも豊かで、花の色もよく、見た目にも本当に見事な枝垂桜です。前に広がる菜の花の黄色と淡紅色とのコントラストも鮮やかで素晴らしい眺めだ。道路から見ると1本の大木のように見えるが、丘の上に上がってみると、実際は2本の桜でした。樹齢150?170年だそうで、「三春滝桜」の孫桜とも言われているそうです。。この桜には次のような話が伝わっているそうです。
近くに滝桜の子木といわれる「福田寺の糸桜」があります。その糸桜の枝が道に垂れて邪魔になり,誰かが小枝を切ってそばの川に捨てました。この土地の所有者、9代目の三浦庄吉が、父喜三郎と田仕事を終えて鍬を小川で洗っていると、岸辺に白い根が出始めた桜の小枝を見つけ、それを自宅に持ち帰り三浦家の氏神 稲荷神社(枝垂桜より五十メートルの所)の参道左右に植えたと伝えられており、これが今の「合戦場のしだれ桜」だそうです。
「合戦場」とは、昔、八幡太郎義家と安倍の貞任、宗任とが戦った古戦場と伝えられている所か ら言われているとのことです。
花追い人
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