大変遅くなりましたが、3月の第63回句会の高得点句をお知らせいたします。
句会は、4名出席、投句者20名、投句総数79句、選句者18名で、
選句結果は、9点が最高得点、5点以上は下記の7句となりました。
9点句 逆上がりあとちょっとだよ春埃 麦 人
7点句 捨雛のしばらく居ては瀬に乗りぬ 麦 人
7点句 蹴上疏水にて
春光を宙に散らして水奔る さぶ路
6点句 エプロンを小籠としたり蓬摘む 麦 人
6点句 ばあちゃんが鉛筆削る新学期 とげ魚
5点句 阿と女雛吽と男雛の口であり みどり
5点句 幼な児も隠し事あるひな祭 半 太
第63回さぶろく句会世話人
「ふるさとは遠きにありて思うもの・・・」と思っていた私ですが、最近度々故郷石川へ帰っています。其のわけは、今年90才になる一人暮らしの義父の様子伺いのためである。まだまだ元気ですが先のことは分かりません。そんな折、必ず金沢へ出かけて市内を散策しています。もちろん、兼六園や長町武家屋敷跡など観光ルートは歩いていますが、今まで歩いたことのない路地裏なども結構面白い発見が出来ます。
金沢の街は、私達が高校時代に知っている金沢とは随分変わったなあという所と、昔とちっとも変わっていないなあという所が混在しています。そんな金沢の街に、最近魅力を感じ好きになり、故郷へ帰る度に、金沢の街の彼方此方をほっつき歩いています。
そんな金沢で、私が最も好きな場所でよく出かける所は、野田山の中腹にある、東香山 大乗寺という曹洞宗の禅寺です。世の中の喧騒とは無縁の静寂そのものの世界です。しかも厳かな雰囲気を持った領域です。境内は、苔の絨毯と巨木に覆われており、そこに立っているだけで心が癒され、気持ちが落ち着きます。
黒門といわれる総門をくぐり、右へ進むと左に紅い山門、仏殿、法堂、僧堂、庫裏が回廊とともに整然と配置されており、そのどっしりとした佇まいには威厳すら感じます。殊に、桧皮葺の屋根を持つベンガラ色を施された紅い山門は、最近仁王像とともに修復され、その美しさは格別です。
大本山永平寺よりも、規模においては劣りますが、私はこの大乗寺のほうが好きです。全く観光寺になっていなく、修行道場に徹している大乗寺に魅力を感じます。山門の裏側に大きな梵鐘が吊り下がっていますが、私は行くと必ず1回は鐘を撞いています。気持ちを静めてゆっくり撞くと、振動が体に吸い込まれていくような心地よい響きを体感できます。
望郷人
会員の皆さんお元気にお暮らしでしょうか?恒例となりました「さぶろく会ゴルフコンペ」を下記内容にて実施したいと思います。是非、大勢の方の参加をお待ちしています。参加の出欠は、このブログのコメントの欄か幹事の方にご連絡ください。
(1)日時 9月15日(火) 9時18分スタート(4組) 8時45分まで集合!!
(2)場所 金沢カントリークラブ
かほく市気屋亥4 ?076?283ー1133
(3)プレイ費 ビジター費 9730円 (キャディー付、昼飯付)
(4)参加費 6000円
(5)競技方式 ダブルペリア方式
(6)アクセツマップ http://www.kanazawa-cc.co.jp/
(7)連絡先 幹事 水谷 清 (?076?267?3644)(?090?4686?7102)
野村 彰
*申し込み締め切り日を9月5日とさせていただきます
江戸期の仙涯上人は、お年寄りの中にまだこんなに元気だと自慢するのをにが笑ったとかーーー。
いい加減に弱くなり、かたわらに控えて欲しいとの世の常がある。
「お若いですね!」ーーーーーその言葉にすぐ乗らないようにしよう。
俺は 半太だ!!!