2009年9月の記事一覧

来宮神社の大クス 1 来宮神社の大クス 2 来宮神社の大クス 3 来宮神社の大クス 4
伊豆半島にも数多くの巨樹があると知り、先日半島を一回りして、3本のクスノキ、1本のスギ、百数十本の大木、古木からなるビャクシンの樹林を見てきました。今回、その中で最も大きい、熱海市の来宮神社の御神木「来宮神社の大樟」をご紹介します。

「来宮神社の大樟」は、全国の巨樹リストでは「蒲生の大楠」(鹿児島県蒲生町)に次いでナンバー2の巨樹である。ちなみに3番目は、「大楠神社の大楠」(福岡県築城町)、「川古の大楠」(佐賀県武雄市)、「奥十曾のエドヒガン」(鹿児島県大口市)である。ベスト10の内9本までがクスノキが占めている。

「来宮神社の大樟」は、そんな巨樹の中の巨樹の1本であるといえる。当然、静岡県下ではナンバー1の巨樹である。とにかく、幹周り20mを越える巨樹を見るのは初めてのことだった。推定樹齢2000年以上ともいわれる大樟を目の前にして、本当に、これは樹なのかという驚きだった。根元から、3?5m辺りまでのところは、これは樹木というより、まるでごつごつした巨大な巌石のようなものであった。人間の創造をはるかに超える長年月を経てきた大樟は、幾多の天変地異をくぐり抜けてきて、現在もその樹勢は少しも衰えず、しっかりと根は大地を踏まえ、若々しい緑の葉を繁茂させていた。

来宮神社は、江戸期まで「木宮明神」と称され、現在の「来宮」ではなく「木宮」の字で古文書に記されていたという。

古代の日本民族は、大きな木、巌、瀧など巨大な自然創造物に神々が宿っていると信じ、その前で祭祀を行い、感謝し祈りを捧げる神籬(ひもろぎ)・磐境(いわさか)信仰を持っていた。むかし、この大樟をご神体として万の人々が信仰していたもので、来宮神社はいわゆる神籬ひもろぎ)神社であったのだ。・・・・・・最初に「大樟」ありきだったのだ!

伊豆には、「来宮神社」という社は十数箇所あり、各社とも樹齢1000年以上といわれる御神木があることから、「木」に宿る神々をお祀りする神社として崇敬を集めていたようだ。

樹齢2000年以上といわれる御神木の、この大樟の幹の周りを1周廻るごとに1年寿命が延びると古くから伝えられ、廻った人は医者いらずといい、一名「不老の樟」とも呼ばれているという。

     「来宮神社の大樟」    国指定天然記念物

         樹高 26メートル  幹周り 23.9メートル  推定樹齢 2000年以上

         所在地 静岡県熱海市西山町43?1 来宮神社

                                       「巨樹探訪」熱中人

田圃の畦や川の土手に血の滴るような真っ赤な花をつけて咲き誇る曼珠沙華(ヒガンバナ)。葉も無く花だけ毒々しく咲いている花は、昔は不吉な花として人々から嫌われていたものです。しかし、最近はどうでしょうか?結構、彼方此方で人の手で植えられ、都会の人々を呼び寄せているのではないだろうか。秋の彼岸の頃の田園の風物詩になっているのでは。

加賀、越前に続き、岐阜県西美濃地区の曼珠沙華(ヒガンバナ)の群生している風景を楽しんできました。そこには、まだ昔の長閑な田園風景が広がっていました。

   ○ 大垣市北部の平野井川・福田橋付近の土手に咲くヒガンバナ。

   ○ 揖斐川町内の田圃の畦に咲くヒガンバナ。

   ○ 揖斐川町新宮の巨木「新宮塚のムクノキ」の根元に咲くヒガンバナ。

   ○ 揖斐川町新宮の二ノ宮神社境内に咲くヒガンバナ。

花追い人


平野井川土手のヒガンバナ (1) 平野井川土手のヒガンバナ (2) 新宮塚のヒガンバナ 揖斐川町・田圃畦ノヒガンバナ 二宮神社境内のヒガンバナ (1) 二宮神社境内のヒガンバナ (2)

「紅い花なら曼珠沙華・・・・」  昔、このような歌詞で始まる歌謡曲がありましたが、私は近年、この野に咲く真っ赤な曼珠沙華(ヒガンバナ)に魅かれ、秋の彼岸の頃彼方此方の群生地を訪ねています。

曼珠沙華は、赤い花を意味する梵語だといいます。別名、秋の彼岸頃に咲くことから彼岸花(ヒガンバナ)ともいいます。今は、この彼岸花、ヒガンバナという呼び方が普通になっているのでは。

私達が子供の頃は、川の土手や、田圃の畦や、墓地に自生していたのを記憶していますが、最近、都市近郊の田園風景の中には見かけられなくなっています。そんな曼珠沙華、ヒガンバナを求めて、先日加賀、越前の田舎に真っ赤に咲き誇る光景を目にしてきました。

    ○ 加賀市二子塚にある狐山古墳(5世紀後半の前方後円墳)に咲くヒガンバナ。

    ○ 福井市安波賀町の一乗谷朝倉遺跡の一乗谷川の土手に咲くヒガンバナ。

    ○ 福井市安波賀町の西山光照寺跡の石仏の前に咲くヒガンバナ。

         (朝倉時代の天台真盛宗最大の寺院)

    ○ 福井市藤島町の本願寺派超勝寺(西超勝寺)の墓地に咲くヒガンハナ。

         (岡倉天心の岡倉家の菩提寺)

                                        花追い人

狐山古墳のヒガンバナ 一乗谷川土手のヒガンバナ 西山光照寺跡の石仏とヒガンバナ 西超勝寺墓地のヒガンバナ

ご遺族より下記のご案内が届きましたのでご連絡します。

 

高瀬允先生は、病気療養中のところ9月11日ご逝去されました。

「お別れの会」が10月8日(木)午後7時より金沢駅前ホテル日航金沢で開かれる予定です。

なお、出席の場合は、平服でとのことです。

                                   以上

 

                                      学年幹事 長谷川敏彦

立山紅葉前線

IMG_1676.JPG9月20日弥陀ヶ原から天狗平、雷鳥沢を経て室堂まで歩きました。弥陀ヶ原天狗平はいまいちでしたが、雷鳥沢周辺は錦秋のパノラマが広がっていました。次の週末は天狗から弥陀ヶ原にかけて見頃かなと思います。称名滝八郎坂を登るコースは10月前半がよいでしょう。

朝6時に立山駅に着きましたが、すでに長蛇の列、7時40分発のケーブルに乗ることができました。お出かけの際は十分時間的余裕を見込んでください。

計画を立てるには下記のリンクが便利です。

立山黒部アルペンルート

常願寺川の住人

皆が自分のためだけに生きれば世の中は糞詰まりし爆発する。そこで一部の人に収入を保証し全体の調整を任すのが公益のため尽力する上層部だ。しかしこれは一握りでよく他は自分のため働けば良い。社会全体を見渡すが自分の家庭みたいマヌケの多いのはまずい。基本は自分のために生きることである。     俺は半太だ!!!
学生時代青春をあまりしなかったので「お寺の子」とアダナが付き目立たなかった。定年になってもガラクタとしてほおり出され生涯通じ、やや笑点的いたらなさも持つ私。  学問のため、芸のため、会社のためやってきた人も今からは無視される中で「自分のため」生きたい。長寿化時代は口には出さぬがガラクタ老人が増えてきてそれとなく脇に出される。開き直って長寿を目指そう。  俺は半太だ!!!

人生やはり50年で栄養と医療でおまけ人生となったが、誰も老人に期待していない。あえて社会的発言をすると大久保 彦三のように煙たがられ自分のことだけきちんとやれば良い。鉢物の新芽に小宇宙を観るならば立派な老人だ。いくつになっても「もし、チャンスあれば」の下心は悪くはないが、いつしか更に老いていく。社会の文鎮としてひらひらさせない役で動かないこと。  俺は半太だ!!!

宗教本部が慈愛のため建てた病院と言う所が、今は採算をとる国、県、大学の部門となって他人のためと言う目的から自分たちも生活すると変わってきている。門前町、表参道、別院通りも寺の慈悲で商いをさせてもらったが今は寺を頼れない。買い物のついでにお参りをする。全ては自分のため、ついでに他人のためである。         俺は半太だ!!!

宗教は人のゆとり部分で良いことを言っているが、今日おまんま食べ健康であることを確保してから仏門に入りたい。慈悲の心は満ち足りた後起こる。金沢420寺は金沢の経済的ゆとりから出来た。教会、モスクは荒造りでゆとりが無い。私は普通の門徒で総代でもない。美しいから仏像を見ている。   俺は半太だ!!!

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