2009年12月の記事一覧

2010年 新年ごあいさつ

 

 謹賀新年

 

さぶろく会のみなさま、あけましておめでとうございます。

本年のみなさまのご多幸とご健康を心から祈念いたします。

 

みなさまのおかげで「さぶろく会ブログ」ますます繁盛しております。

居ながらにして、立山の四季の移ろい、春は桜、秋は紅葉を追っての

風雅な旅、また各地の巨樹探訪の旅等を、名調子の解説付きで味わう

楽しみが増えました。

同窓会(軽井沢プレ50周年、東京例会)、東西ゴルフ会(スコア)、

さぶろく句会(高点句紹介)、たけのこ掘り(伊東くん宅)等の各種

イベントの様子や雰囲気もよく伝わってきましたはたまた「俺は

半太だ!」などシリーズもの人生論もにぎやかに登場しました。

 

本年も「さぶろく会ブログ」いっそうのお引き立てたまわりますよう

お願いいたします。

 

「ブログ」世話人トリオ
    OSEN(仙台)、DOVE(松島)、TONG(長谷川)


医学が正しいなら役得で医師が長生きし健康であるはずである。原理を知ってて実行しないなら「医者の不養生」であるが原理通り寿命はいくのか? アメリカでは「社会のため身を捧げる」との誓約書を若い医師が書き、病院とは教会の付属機関が元だった。報酬以外の自己犠牲の人類愛に基ずいているだけなら無理はやがて来る。公務員、医師、牧師の残酷物語とは言われても従うべきでなく自分のために生きよう。      俺は半太だ!!!
47士の中で一人切腹せず、自分のために生きた義士がいた。戦時中兵隊へ行かず郷土で財をなした者もいた。受験戦争をさけ、自営業をやるとか様々な生き方がある。                      (1)自分のために生きる。                                             (2)ゆとりあれば他人に尽くす。                                          (3)自分がダメになっても人に施す。                                                              貴方はどれを選びますか?     俺は半太だ!!!
幼な児は活発に動くが大人は鈍く思慮深く消極的になる。「走れメロス」と友を大切にしていたのが、あいつもくたばったかとサッパリして自分だけはまだと思ったりする。人には順序があり誰もが花咲き、花散り、消えることを宗教は教えるが毎日それは気にせず目先の利益を追う。2回目の34歳で3回目のそれまで到達出来る私達の仲間は少ない。だったら好きなことをやって自分のために生きよう。     俺は半太だ!!!
人々は何か身体の一部に秀でた所あり。頭が良い、度胸がある、労働に良い等それを生かして欠けた点を他人の長所と交換することが職業分化だろう。「首脳部」とは頭の良い人で「幹部」とは胴体が良く働ける人、「手足になって動く」とは肢体が良い人。私自身は首から下にも欠陥ないので、程ほど生活が充実していてあえて他人と交換する長短もない。欲張って理想像求めるより、親からの体を手入れよくし一市民として自分のために生きたい。     俺は半太だ!!!
現職時代 高値の給料だった代わりに出来ない部下を抱え、職場の不条理を飲み込まされ退職したら安値でわけあり商品、中古だがぶらさげられていたものも除かれる。長寿時代の今もこの原則に時期のずれあってものっとっている。いわば自由人で自分のために生きる。前田の殿は歴代45?6才が平均寿命で50才前から小松に隠居した。当代の方は何かと顔を見せておいでるが日本郵船の役員までいって今隠居仕事。隠居しないのが僧と神宮で高齢で値が上がる。自分を値踏みし、まだこの程度なら出来ると自己点検したい。     俺は半太だ!!!

京大のゴリラの博士の話では、脳を除くとヒトは決して強い動物に入らないとの事。野生の動物の自分勝手を少し取り入れ、種としてのヒトも生物体として少し強くなれと言う。脳が文化作るのはヒトの身勝手で、まず地上で強く永く生き延びないといけない。文化の公家に野生の武士が歴史に現れたように現代文明にスポーツマンや長寿競争が現れている。自分のために生きよう。   俺は半太だ!!!

自分の背中のかゆい所は届かないので、他人にかいてもらう。そのお返しに他人の背もかいてあげる。分業化社会はこのように一見他人とかかわるようだが、突詰めると「自分」と言う存在に気付く。亡びると子が代わり、自分が続く。先祖から続き十数代さかのぼると日本人皆親戚と言うが実はたらい回しがあり上層部は自己利益の婚姻だけする。   俺は半太だ!!!

引接寺の石塔と紅葉 来迎山 引接寺 引接寺の紅葉 (1)
引接寺の紅葉 (2)百済寺へ向かう山道の入口中に近い左側に、来迎山 引接寺(いんじょうじ)という天台宗の小寺があるのをご存知だろうか?百済寺へ向かうときには全く気がつかなかったのだが、帰り道、ふと右側に目を向けたら、その瀟洒な佇まいに引き付けられ、つい車を止めてしまった。

小さな山門を潜ると、これも遠慮しがちな風情でカエデの紅葉が境内を彩っていた。本堂の前の庭もすっきりと手入れされ、清々しい趣きある佇まいであった。その本堂の右脇を抜け奥にある「来迎浄土」を見てあっと眼を見張った。なんと、手前に大きな石塔が一つ、その向こうに無数の、いや数千、数万の小さな石塔がびっしりと立ち並んでいたのだ。とにかくその石塔群の光景の壮観さに圧倒された。そして、その中心部に近い所に2本の紅葉したカエデの木が立っているのが印象的だった。。

雨に濡れ、しっとりとした石が美しかった。石は濡れた時が美しい。これと同じような光景、何処かで見たことがあるぞ!!そうだ!今年6月に訪れた、やはりこの近くの蒲生町にある「阿育山(あしょかおうざん)石塔寺」の広場の光景と全く同じではないか。門前から直線に伸びる、かなり長い石段を登りきった広場に、巨大な三重石塔(国重文)を中心に、その周囲びっしりと何万という5輪塔や石仏が広場を埋め尽くしていた。とにかく、しばらくはその場に立ち竦んで石塔・石仏群をじっと眺めていた。

*「来迎山 引接寺」は、天台宗の寺院で百済寺の末寺である。当時の資料が、信長の焼き討ちに遭い焼失してしまったため、いつ建立されたかは不詳。百済寺を再興した亮算の弟子、亮誉が開山し、現在の地に建立したといわれる。「来迎浄土」は、戦国時代、信長の兵火により破壊され、400年以上も付近の山野に放置されたまま散在していた石仏・石塔を集め、昭和61年(1986)に造られたもので、3層になっている。大石塔を中心に2千体の石仏と3千基の五輪塔を安置し、毎年8月22日に「万灯供養」が行われているという。その様子は、とても幻想的で東近江市の夏の風物詩として有名だそうだ。

紅葉狩人

百済寺の紅葉 (2) 百済時の紅葉 (1) 百済寺の紅葉 (3) 西明寺の紅葉 (1) 西明寺の紅葉 (2)
西明寺の紅葉 (4)紅葉めぐりといえば、やはり湖東三山へ行かねばならないだろう。今回は、三山の内 東近江市の百済寺、甲良町の西明寺を廻ってきた。しかし、残念ながら11月17・18日は両寺とも紅葉のピークには、まだちょっと早かった。

百済寺のダラダラ続く「石垣参道」が鮮やかな紅葉のトンネルになっているのを期待していたが、まだ半分は緑色だった。だが、本坊裏に広がっている庭園、別称「天下遠望の名園」は真っ赤に色ずいた紅葉に彩られ見事な眺めであった。

西明寺の紅葉は、山門・本堂・三重塔周辺はまずまずの彩りであった。しかし、いずれの寺も雨中にも拘らず、人、人、人の波で混雑していた。本来、寺というものは修行・学問の場で、俗界を離れて静かな山中に建立したのだろうが、今や観光のメッカとなっている感だ。先に紹介した東光寺とは大きな違いだ。

*釈迦山 百済寺(国史跡)は、今から1400年前の推古14年(606)に渡来人のために、聖徳太子が創建した近江の最古刹。鎌倉時代には「天台別院」と称され、1300人が居住する巨大寺院となったが、天正元年(1573)4月11日に信長の焼き討ちに遭う。往時の姿は「石垣参道」、棚田のような「坊跡遺構」や、「千年菩提樹」をはじめ樹齢数百年の巨杉、山桜、椿群から偲ぶことが出来る。

*龍應山 西明寺は、平安時代初期の承和元年(834)三州上人が仁明天皇の勅願により開創された天台の古刹。本堂は鎌倉時代の代表的な建造物で国宝第1号。本尊薬師如来(重文)は秘仏。三重塔は総檜造りの優美な塔として国宝に指定されている。その初層内部に極彩色で画かれた法華経の極楽世界の壁画は圧巻。(塔のみの拝観料 1000円)

紅葉狩人

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