先ず、今回の東日本震災に合われた方に心よりお見舞い申し上げます。
ペスタロッチ教育論により (1)恵まれた環境のもと 美しい花を咲かせる子 (2)恵まれなくても 耐えうる子ーーーの2大実験の場として そこで 私達は 育てられた。 そこで 私は 結果として 恵まれているのに 花を咲かせない成人となった。 友の多くは 恵まれないのに 開花した。 全国の 大学付属校を 廃止する案が 財政上ある。 そんな教育理念なら 普通高でも やれるからだ。 大学進学率も 他校が 上だ。 実習生の 受け入れ 科学防災実験なら 意義がある。 金沢高校の球児と 附高の模擬テストベストテンと どちらが価値あるか 世の中がこうなったら 分からない。 出てしまった以上 母校は愛すべきだが 溺愛は いけない。 俺は半太だ!!!
3月11日の巨大地震は、大津波と原発事故という大変なな二次災害をもたらし、復旧にどれほどの期間がかかるか予測のつかない状況です。被災された方々が落ち着いた日常生活にどうか一日も早く戻れますようにと祈るばかりです。
3月19日の第71回句会は、東京電力の計画停電実施では交通手段がどうなるのか見当がつかず、なんとか辿り着けたとしても「北とぴあ」が停電中という恐れもありましたので、急遽、全員通信句会ということにさせていただきたきました。ご協力いただきましてありがとうございます。
さて、句会の結果は投句者19名、投句総数72句、選句者17名、選句結果は最高得点が8点で、5点以上は下記の4句となりました。
8点句 野良猫の春の陽を喰ふ大欠伸 まりん
6点句 例ふれば桜貝なり吾子の爪 真 由
6点句 早春の光はものに纏ひつき 卓 馬
5点句 指揮棒の先に音ある四温かな 卓 馬
いつものように、顔を合わせての丁々発止の賑やかな句会は出来ませんでしたが、19日午後選句一覧と麦人さんの選評を第一報としてメール添付でお送りし、夜には、投句者名記載の投句一覧と皆さまの感想をまとめて第二報をお送りできました。選句に添えてのたくさんの感想に、ほんのちょっぴり句会の気分に浸れたのではないでしょうか。
なお、合同句集発行についてと、10月の卒業50周年記念大会の開催日昼間の句会設定については、相談が出来ませんでしたので、後日またメールで諮らせていただきます。どうかご意見ご協力よろしくお願いいたします。
次回第72回は5月28日です。たくさんの投句お待ちいたします。
★第72回さぶろく句会★
日 時 : 平成23年5月28日(土)午後1時
会 場 : 王子『北とぴあ』8階 805B 会議室
兼 題 : 兼題なしの自由題(当期の季語)一人4句とします。
締 切 : 5月14日(土)午後10時までに世話人まで
《投句の際のお願い》
FAX・郵送の場合 楷書で大きめの字でお願いします。ご自分の名前(俳号)を忘れずに!
Eメールの場合 件名を、「72回投句○○」として、○○の部分に俳号を入れてください。
第71回さぶろく句会世話人
冗談混じりとも見られる 私文は この大変な事態に そぐわぬと思い、今までのような文を取りやめます。 実務( 50周年大会、竹の子堀り、ゴルフ )と、機能をブログの中心にしてください。 こらから 日本をどう立て直すか !! 私はあまりにも老い、弱体で、無能で、しばらく考え続けたい。 私は半太郎です !!!
このたびの大地震と津波の被害については、連日の速報ニュースを前に胸の潰れる思いです。被害のあった地域にご親戚やご友人がお住まいの方々はさぞご心痛のことと、お見舞い申し上げますとともにご無事をお祈りいたします。
さて、第71回さぶろく句会は、19日(土)13時より王子の北とピア805B会議室で開催予定にしておりましたが、計画停電実施ということで、交通機関の運行状況がどのようになるか予測がつかず、北とぴあが停電中という可能性もありますので、以下のように通信句会とさせていただきます。
1) 18日(金)の22時までに選句結果を世話人までお送りください。
(選句にはできるだけ感想を添えてください)
2) 19日に選句一覧を第一報としてまずお送りします。
3) その後、句会報告をお送りさせていただきます。
4) 郵送の方には選句一覧と句会報告をまとめてお送りします。
以上よろしくお願いいたします。 (句会世話人)
「神淵神社の大杉」の次に訪ねたのは、「大湫神明神社の大杉」である。大湫(おおくて)は旧中山道・美濃路の宿場町であった。木曽路の最南端、馬籠宿から数えて4番目、落合宿、中津川宿、大井宿の次の宿である。天保14年(1843)には、30軒の旅籠があったという。今は幹線国道19号線から離れており、鄙びた、静かな山里の小さな田舎町にすぎない。
そんな元宿場町の街道の中程、今も残る脇本陣の近くに神明神社がある。大杉は、その拝殿への石階段の左側に聳え立っていた。地上から5m位のところから大きく幹は2本に分かれている。そして、大方の巨樹に共通する、大きな瘤を持ち、少しねじれながら伸びるその大きな幹は、長年月を生き抜いてきた貫禄というか、風格が感じられた。
大杉は、大湫宿のシンボルとして、宿時代から神明神社の御神木として大切にされてきたという。太田蜀山人の旅日記「壬戌紀行」(1802)にも「駅の中なる左のかたに大きなる杉の木あり、木のもとに神明の宮たつ」とあるそうだ。大杉の根元に湧く泉は、江戸時代の旅人の喉をうるおし、又宿内の50軒の人々の生活用水を賄っていたという。
「大湫神明神社の大杉」・・・・・県指定天然記念物
樹高 60メートル 幹回り 10.0メートル 推定樹齢 1300年
所在地 岐阜県瑞浪市大湫町
「巨樹探訪」熱中人
つられて 戦地へ行ったように 私は周りにつられて 進学 就業して 金沢の連中につられて 帰郷した。 個人が 確立していれば 今の大量の 海外行きなど 安易すぎると気付く。 個人主義は 利己主義でなく 自分の責任に限定して 生きるのだ。 高校のときから つれションしてたなあーーー。 株式投資は つられの典型でもうやめた。 大半の仲間が亡くなると つられて私も死ぬのか !! 俺は半太だ!!!
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岐阜県の中央部、下呂温泉のある下呂市の南に接して七宗町(ひちそうちょう)という小さな町がある。日本列島最古の石の発見地として知られている所である。私は、前々から一度この地を訪れたいと思っていた。というのは、この町の神淵(かぶち)という所に、遠い昔、壬申の乱(672)の際、大海人皇子(後の天武天皇)が、スサノオノミコトに必勝を祈願し、神鏡を祀られた神社があると知ったからだ。また、その境内には御神木の杉の巨木があるとも知ったからだ。
神社は古くは、神淵明神又は神淵天王社とも呼ばれていたが、明治になり八坂神社と改め、今は神淵神社と呼ばれているという。祭神は、須佐之男命、櫛稲田姫命、十拳剣(とつかのつるぎ)神霊という。
国道41号線、上麻生から県道64号線に入り、神淵川に沿って北上。今は実に静かな、鄙びた山間の町だが、古代、この地は飛騨路の道筋に当たっており、人馬の往来も多く賑やかだったという。神淵寺洞にある、美濃国守土岐頼貞の創建と伝わる、神淵山龍門寺(りょうもんじ)という臨済宗の古刹の前を通り、昔は御佩山(みはぎやま)と呼ばれた天王山の、車1台分の道幅の細い林道を2km程登る。所々崖から落ちてきた岩石がゴロゴロしていたり、降り積もった雪が所々凍結しているような危険極まりない道である。
登りきった所は、意外に広く開けていた。天を衝くような老杉が立ち並ぶ中に、趣ある、古さびた社があった。それが、大海人皇子が創建したという神淵神社である。戦国時代には、織田信長が特に篤い崇敬を寄せていたという。
鳥居をくぐり、社殿に向かう参道の右側に、大きく柵に囲まれて御神木の大杉が聳え立っていた。真っ直ぐに伸びた幹は、実に清々しい感じだ。大きな瘤や曲がりくねった枝もなく、気持ちよいくらい真っ直ぐに天に向かっている。境内には、他にも大きな老杉が何本もあり、厳かな雰囲気を漂わせている。
七宗町の「宗」は、「みたまや(神の宿る場所)」を意味し、また、神淵とは、その字の如く「神の淵」、多くの神々が居られる人里離れた所。正にここは、神々にとって「特別な処」だったのだろうか?神域と呼ばれるにふさわしい、静寂に包まれた社の境内で850年の時を見つめてきた、この大杉の姿に改めて畏敬の念を抱いた。まさに神の降臨を仰ぐための、神の依り代としてふさわしい樹であり、七宗町のシンボルでもあるのだ。
厳かな雰囲気のある、この境内では、毎年四月第2日曜日には神淵神社例大祭(天王様祭り)が行われる。春の一大イベントであり、かつ七宗町最大のイベントでもあるという。
「神淵神社の大杉」・・・・・国指定天然記念物
樹高 47.6メートル 幹回り 10.0メートル 推定樹齢 850年
所在地 岐阜県加茂郡七宗町神淵寺洞
「巨樹探訪」熱中人
12月の第70回句会の当日出席者は5名で、いささか人数は少なかったものの、いつもに変わらぬ賑やかさで、一句一句丁寧に味わって鑑賞いたしました。、投句者17名、投句総数68句、選句者17名、選句結果は最高得点が9点で5点以上は下記の6句となりました。
9点句 針の目の通る通らぬ小春かな 真 由
7点句 音低く寒雷海より来たりけり さぶ路
6点句 しぐるるや庭師はハサミ持ち直し 桜 子
6点句 薪を積むことにも美学冬の宿 麦 人
6点句 冬薔薇ガラス細工のごとき朝 みどり
6点句 小春日やひざの稚児のよく笑ふ 桜 子
さぶろく句会では、これまでに1996年と2001年に合同句集を発行していますが、それから、もう10年にもなりますので、久しぶりに句集を出してはという声がでています。発行するのであれば、10月の卒業50周年記念大会に間に合うように秋口までに発行できれば好都合ということです。また、卒業記念大会の開催日の昼間に句会を設定できないかという要望も出ています。ぜひ皆様のご意見をお寄せください。みなさまのご意見をうかがって、また詳しく内容等を計画検討いたします。
★第71回さぶろく句会ご案内★
日 時 : 平成23年3月19日(土)午後1時
会 場 : 王子『北とぴあ』8階 805B 会議室
兼 題 : 「 春浅し」「 土筆 」「 桜貝」「 若布 」
兼題、自由題(当期の季語)合わせて一人4句とします。
締 切 : 3月5日(土)午後10時までに世話人まで