恒例の第3木曜日竹伐りサロンを開きました。東京から報告のあった第79回さぶろく句会の話題で盛り上がりました。集まったメンバーは全員句会のメンバーおよびこれから始めようとする人でした。そこで3月の第3木曜竹伐りサロンは金沢の選句会を兼ねて竹伐り翁宅で開くことになりました。
また、12月に有志(寒風の中勇士)で拓いた竹林を見に行ったところ、また竹が倒れていたので、次回(2月第3木曜)は天候が許せば少し竹伐りもやろうと思っています。
今回は潤目鰯を炉辺で焼いて、俳句の雰囲気に浸りました。今回のサロンに寄せられた俳句3句。
薪くべて待つ友あるも診察日
薪ストーブ熱きおしゃべり尽きぬかな
ストーブに薪あかあかと客迎う

竹伐り翁記
亡母は遠縁の人が社会的貢献していると「きっと短命だろう」 久方ぶりに家へ訪ねてくる人には「きっと先がない自覚があるのだ」と的確に言い当てていた。 お通夜と次の日が人生の最大ショーで最も人が当人に集まる。しかしこれも現職でいいポストにいた人は多く 退職後永くたった人は人が少ない。(亡くなるなら今のうち?!) 寺で「人はなぜ死ぬのか」と老人が問うていた。仏教では「ではなぜ自分が生まれてきたか」から説いていく。 死ぬ話は宴席やお茶の席ではやめよう。やがていくらでも議論できる年齢になるからーーー。
俺は半太だ!!!
新年おめでとうございます。今年も楽しく句会を続けてまいりましょう。雪のお正月となった金沢では、10日には「いしや」で七名参加の賑やかな選句会が開かれ、大いに楽しまれたとか。これまでも不定期には行われていたのを、今後は毎回の句会にあわせて定期的に集まることとなったそうです。
さて、12日の第79回句会は、ハプニングで遅刻の3名を待って、40分遅れの開始となりましたが、久しぶりの新道さんと、初めての美智子さんを迎え、出席8名でした。投句者は17名、投句総数68句、選句者総数20名、選句結果は最高得点が8点で、5点以上は下記の8句となりました。
8点句 木枯の吹き残したる夕焼かな 新 道
7点句 あゝうゝと嬰の御慶の電話かな 麦 人
7点句 真宗を貫き峡の冬構 卓 馬
6点句 天井の龍の眼光底冷えす 新 道
5点句 言い訳をマスクの力借りにけり まりん
5点句 すずやかな目元の笑ふマスクかな 桜 子
5点句 装置にて生くるは否と蜜柑むく 真 由
5点句 小春さん逝って句会は続いてる 半 太
選句後、麦人さんの選評や皆さまの感想を参照しながら、高得点句から一句一句丁寧に鑑賞いたしました。毎回のことですが、ある一つの句に対しての読み手の感じ方というのは千差万別、思いがけない感想も飛び出してなかなかスリリング。また、句の内容によって、男性好みの句、女性好みの句と分かれることも面白いことです。選句の際、漢字の読みや意味がわからなければ、国語辞典、漢和辞典、さらに電子辞書もパソコンも駆使して徹底的に調べる人あり、読めない解らないはパスするという達観超越した(ズボラ?)人あり、多彩なさぶろく句会の仲間です。歯に衣着せぬツッコミにも、恐れることなく果敢に反論し、言いたい放題、ワアワアと笑い転げての初句会でした。
句会後は王子「北とぴあ」から錦糸町のホテルレバント東京24階のレストラン「簾」へと移動し、水色にライティングされたスカイツリーを眺めながらの新年会を楽しみました。新年会には、以前投句されていた洋々さんも参加、推敲中の自作を披露されましたが、ぜひまた投句していただきたいものです。美智子さんは、和やかな句会の雰囲気に一安心されて、次回より句会に参加と決意なさいました。嬉しいことです。
次回はさぶろく句会第80回の節目になります。みなさまのさらなるご研鑽をお祈りいたします。
★第80回さぶろく句会★
日 時 : 平成25年3月23日(土)午後1時
会 場 : 王子「北とぴあ」805A会議室
兼 題 : 自由題(句会当季の春の季語で)4句
締 切 : 3月9日(土)午後10時までに世話人まで
※第81回句会は6月29日の予定です。 さぶろく句会世話人
今年初めての竹伐りサロンを開きます。
日時:1月17日(木)午後2時ころから
場所:竹伐り翁の庵
薪ストーブを焚き、囲炉裏に炭火を入れてお待ちします。金網でウルメイワシなど干物を焼こうかと思っています。お好みのものの持ち込み歓迎。

19世紀は戦争の時代、20世紀は車、飛行機、ATM等メカニズムの時代 そして21世紀は身体の薬や石油からの製品のケミカルの時代と言われる。私の専攻はメカニズムだが今ケミカルだ(全身薬付けーーー)
俺は半太だ!!!
さぶろく会のみなさま
新年早々悲しいお知らせをしなければなりません。
会員の木村博くんが逝去されました。
ふだんから血圧が高かったそうですが、横浜国大での講義を始めようと
したとき、ばたりと倒れられたとのことです。
1月11日 通夜 場所、時間等未詳
1月12日 告別式 場所、時間等未詳
みなさんとともにご冥福をお祈りしたいと思います。合掌
8日夜、木村くんと交流のあった磯野宏夫くんから千田正昭くん経由で
連絡がありました。詳しいことを知りたい方は、磯野くんにお問い合わせ
いただくようお願いします。
学年幹事 長谷川敏彦
岩波文庫 「老人」には 過去の栄光にひたり何かしようとして出来ない 古典的ギリシアの老人像を描き 日本では「つれずれ草」がこれに当たる。私の祖母は村の中同志で17、8才で結婚し子を早く産んだので達者で若かった。今の爺婆は晩婚で出産が遅く栄養とお金に恵まれているが、昔のような迫力がない。新聞記事に〇〇は百才の天寿を全うとの広告が出るが70から100才まで何もしなかった人だろう。50才前に孫をみた爺婆と違い癒し系の老人なのだ。(今は)この人々は武蔵ヶ辻に群れをなし500から1000円のおかず買う買い物難民か カルチャーセンターに行きそこで難民になっている。その人でなく持ってる年金にため客として扱われるがやがて私もその一人となる。
俺は半太だ!!
人間も70才と言うFINAL STAGEに入ると、予期せぬ招かざる病魔が襲ってくる。つい先日の「前立腺肥大」に続き、今回は「大腸憩室炎」と言う病だ。大腸に憩と言う部屋があるとは病気になるまで知らなかった。主治医は美川の井村病院長推薦の付高の後輩の医師で、この医師は付高古来引き継がれている先輩を敬い奉る精神旺盛な医師でブンキ良く(気分とも言う)治療を受け10日間位の入院で完治した。前期高齢者とのことで治療費も一割負担と安かったが、これで生誕以来入院したことがないと言う数少ない私のPRIDEも一つなくなった。今年は本命のような病魔が襲ってこないようにと思い、鶴来の神社でおみくじをひくも「末吉」(正月は末吉が最低です)で、今年もなかなか辛い日々が続くのかなと覚悟する。
DOVE