2013年6月の記事一覧

 第81回さぶろく句会の6月29日、王子駅前では、午前中に狐のお面の子どもたちのお囃子や獅子舞が行われたようで、後片付けの真っ最中でした。そういえば「王子の狐」という落語もありますし、大晦日には王子稲荷神社まで「狐の行列」も行われるのだそうで、王子は狐で有名なのでした。午後の北とぴあ805B会議室では、出席6名で楽しく賑やかに句会を楽しみました。今回は、投句者19名、投句総数76句、選句者21名、選句結果は最高得点10点、5点以上は下記の8句でした。

?10点句     茶屋街の紅殻格子鉢あじさい          真 由

 9点句     片目づつ眠る心地の薄暑かな          卓 馬

 6点句      紫陽花の毬のせり出し四つ目垣          英 明

 6点句      梅雨一夜雨だれリズム乱れ無し          酔 魚

 6点句      山城は礎石ばかりやほととぎす          英 明

 5点句     新緑や木簡の墨ゆるぎなし            卓 馬

 5点句      山積みの手つかずの家事梅雨に入る        まりん

 5点句     かけっこはやっぱ一番夏帽子           真 由

 いつものように、高得点句から順に、皆様からの選句の感想も参照しながら、一句一句じっくり味わっていきました。ほかの方々の感想を伺うことで、「目からうろこ」といいますか、あっそうだったのか、そういう風に鑑賞できる句なのだったのだと納得できる場合も多々あります。作者が思ってもいなかった意味を汲み取ってしまわれる方もあったりして、感性豊かな面々が「あーでもない、こーでもない」と、騒々しくもまことに有意義な3時間でした。次回の兼題は、身近に感じられて、これまで出題されていないものをと、一同で頭をひねりながら選びました。第82回句会も大勢のご参加をお待ちいたします。

 次回第82回句会は、土曜日に会場が確保できず、金曜日になりました。投句締め切りも2週間前の金曜日になっておりますので、よろしくお願いいたします

★第82回さぶろく句会

日 時 : 平成25年9月27日(金)午後1時?

会 場 : 王子「北とぴあ」807会議室 

兼 題 : 「台風」「コスモス」「蜻蛉」「冷やか」

      兼題、自由題合わせて一人4句とします

締 切 : 9月13日(金)午後9時 

句会世話人

今山田の大かつら(1).JPG

今山田の大かつら(3).JPG

 今回は、これまで紹介していなかった、カツラ(桂)の巨木を紹介しよう。カツラ(桂)はカツラ科の落葉高木で、根元から多くの枝を立ち上がらせ、株立ちになっている木が多く、山地の、特に谷沿いによく見られるという。カツラといえば、長野県の別所温泉の北向観音の境内にある愛染明王堂の傍らにそびえている「愛染かつら」が有名である。縁結びの霊木として古くから知られている樹だ。川口松太郎氏の作品に「愛染かつら」というのがある。

 「今山田の大かつら」は富山市南部の山道をどんどん奥へ入った所にあった。途中、田植えの終わった棚田の光景は素晴らしかった。大かつらは、道沿いの小高い斜面に青々と葉を茂らせて立っていたので、すぐそれと分かった。手前に立っていた案内板にも書いてあったが、この巨樹は、「幹周3mの大幹2本とそれを取り囲むようにして伸びる数十本の萌芽枝からなり、株全体の周囲は14mに及ぶ」と。その様は、以前紹介した「葛飾八幡宮の千本イチョウ」と同様である。このカツラが生えているのは谷間の斜面で、樹の下には小さな公園が整備されており、花の終わった水芭蕉が群生していた。おそらく、清水が湧き出している湿地なのだ。カツラの背後には「今山田のユキツバキ」の藪あり、そこは昔蓮如上人に教化された落ち武者たちの墓所で、「大かつら」はその墓標と伝えられているという。また、後醍醐天皇の皇子 宗良親王がこの地で亡くなり、その供養に植えられたという伝承もある。

      「今山田の大かつら」     (富山県指定天然記念物)

           樹高 25m  幹回り 14m(株立ち)  推定樹齢 約700年

           所在地 富山県富山市山田今山田安野1839

                ( 富山県・富山市 教育委員会 )

                        ( 撮影日 H25.6.12 )

            

                                  「巨樹探訪」熱中人

                        

元校長先生が嘆いた。秀でた学生は皆東大、早慶大へ出ていき地元の高校のレベルが次第に低下している。孫を再び金沢の高校へ。 一方支店町の金沢に転勤組の子息や金大医学部の大半は県外からきて補っているが、全体からみれば頭脳流出で金沢の「だらま文化」の担い手は減ってきているとかーーー。東北、九州も留守県と言われ流出したあとのカスばかりと聞いた。金沢発行の出版物がごく少なく金持ちで教養ある旅行者達も一二日泊りで帰って行って金沢の文化水準を上げるには私自身は老いすぎていて頼りにならない。      俺は半太だ!!!

?

金沢商法

商法では同じ商の目的の人々が集まるのを会社と名付けているが、裏をかえせば本来一人で商をやることを意味する。金沢は全国でも小さな商店が大きな力持っている所が珍しく多く、支店町とも言われるが金沢支店は各々接待、やりくり等独立的である。多くの社員と客集めている最近のアパホテルマンションは金沢の恥とも言える。かと言って年齢がいくとカルチャーやスポーツクラブ、同期会など体が弱ってきて私もすぐ群れたがる。時々多くの人のいる駅前へ行ってみるが他人は皆別目的を持っていて大勢の中の孤独を感じやめた。大企業程一人当たりの責任は社長も含め小さく退職後は一種の危機である。今まで多くの弱い老人が集まった寺も今は強いおばさんで集まらないでパチンコ屋で一人勝負している人もいる。大都会ほど老いて住みやすい。動物は弱い種ほど群れをなす。     俺は半太だ!!!

金付高と泉ヶ丘高

教育の努力してよい成績をおさめ、上へ進学するとの条理の世界の児らは一中(泉ヶ丘)へ行き陸軍士官学校や、海兵、企業の有能な戦士となり今の東大進学率もその伝統だ。これに対し、教育者の子、大きな商家の子、家系の良い子などが附属に入ってきた。地方からの子は泉のように良く努力し東大へ行ったが元々の付属の目的でない。いわば東大と学習院大の差に似ている。付属の中は昔から連隊の幹部の子などもいて不条理に満ちている点が生徒の苦しむ因でもあるし個性も作ってくらはしたが、むつかしい高校だ。私の亡父は付属卒で従って私もは入れられた。    俺は半太だ!!!

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