3月27日句会当日の「北とぴあ」からみた飛鳥山公園は、ほんのり色づいてはいるものの、まだほとんど蕾の桜模様でした。飛鳥山が桜の名所となったのは、徳川吉宗が植えて整備したのが始まりとか。今は、登り口から山頂まで、2009年にできた片道2分の斜行モノレールが、のどかに運行しています。
さて、第88回さぶろく句会は、出席者6名、投句者21名、投句総数82句、選句者20名、選句結果は最高得点10点、5点以上は下記の7句となりました。
10点句 三陸にて
海ここへ来しとふ碑あり土筆伸ぶ さぶ路
10点句 たんぽぽや空にも国境あるといふ 節 子
8点句 三粒ほど頑固者居てしじみ汁 凱 風
8点句 肩の荷を下ろせば春のやはらかき 樹 里
6点句 下萌や遠山の未だ白きまま 酔 人
5点句 倖せも愁ひも分かちしじみ汁 子 燕
5点句 飯食へばひとりが寂し木の芽雨 新 道
いつものように選句メールに添えられた皆様の感想も楽しみながら、、高得点句から一句一句丁寧に鑑賞いたしました。「歳を取らないと作れない句も多い」「作者がわかると句の感触が変わって、解釈が違ってくる」「季語の説明にしかなっていないのは残念」「やはりポエムがないといけないよ」「よくわからない!!その心は?と作者に聞きたいねえ」「中八はダメっていうけど...」「点は入れなくても、面白く楽しい句には、さぶろく句会に参加していてよかったと思う!」等々、話題は尽きませんでした。
なお、そろそろ句会世話人の交代をということで、これまでずっと女性陣が担当してきたこともあり、しばらくは男性陣が一年交代で務めようということに決まりました。ジャンケンの結果、2015年度は萩原酔魚さんの担当となりました。6月句会からの投句は、萩原さん宛にお送りください。今年は会費の徴収年ですが、6月句会以降にご連絡することになると思います。それまでしばらくお待ちください。
次回第89回句会は 6月26日(金)です。
大勢のみなさまのご投句ご出席をお待ちいたします。
また第90回句会は 9月25日(金)の予定です。
★第89回さぶろく句会★
日時:平成27年6月26日(金)午後1時?
会場:王子「北とぴあ」805A
兼題 :「梅雨」「鮎」「夏木立」
兼題、自由題(晩春、初夏の季語で)あわせて一人4句
投句期間:句会の4週間前の5月29日から2週間前の6月12日(金)午後8時まで
第88回さぶろく句会世話人
伊東、問屋の次は岩本君が出した220ページの本(一粒書房出版)。泉 鏡花の作品のお化けの話の元本らしいものを集めた古本の研究書だ。本にはかなりのページ オチョー君(長家)のややこしい キツネに守られて名門となった話などがある。本人の岩本君は遠慮しているから、皆送ってくれと要求したら良い。 岩本卓夫著「三州奇談」1500円で街の本屋で売っいる。 半太郎です!!!
その頃 女子師範付属と正式名を街の人は フゾクと愛称で呼び、父の同級生に第7連隊隊長の息子がいて親しくなり「ガバ」とニックネームついての父上は宴席では知事のもっと上の席に座ったとかーー。私たちの頃リンゴ酒をなめて味をみた事件(?)があり生徒の父親は数十名学校に呼び出され待合室で久しぶりの フゾク気分にひたり互いに名刺交換したら、名だたる地位の人が多く下級サラリーマンの父は参ったと言う。「なめただけですので穏便にー」と頼むと先生は「なめるんじゃないぞー」と権限をちらつかせた。亡父はフゾクから広大な自分の農地を守る為、松任農高へ行き フゾクの名を汚し何故四高か東京へ行かないのかと叱られた。 半太郎です!!!
ぶろく会のみなさん
ごぶさたしておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
金沢は3月14日の北陸新幹線開業を前にすでにちょっとした賑わいです。東京・金沢間開通で、金沢も大きく変貌するでしょう。会員のみなさんの往来もこれまで以上に活発になるのではないでしょうか。
さて、2016年に卒業55周年を迎えるということで、周年記念の同窓会はどうなるのかというお問い合わせが届いております。
これに関し、今後のさぶろく会行事について以下のとおりご報告いたします。
55周年同窓会については、昨年来当番幹事となる東京同窓会の幹事のみなさんが詳しいアンケートを実施されるなどして検討した結果、55周年同窓会は実施しないということで一応の決着をみております。
その後、東京同窓会の幹事を務めていた種村くんが来沢、学年幹事の宮、長谷川にこの結果をどう考えるか打診があり、3名でじっくり検討しました。その結果、さぶろく会の周年同窓会は50周年をもって最後とすることで一致しました。
こうした結論に至った理由は単純で、会員がそれぞれ自身や家族の高齢化、健康問題、介護等の条件を抱えるようになり、大きな規模の同窓会を企画、運営するだけのスタッフが組織できないことに尽きます。やむをえない措置だろうと思います。
なお、東京、金沢で毎年開催されている同窓会が、従来どおり毎年開催されることには変更ありません。
そこで、東京、金沢で毎年開催される同窓会については、ブログ、メール等で会員に広くお知らせし、いずれかに参加してみようかということであれば、オープンに参加してもらおうと確認しました(従来もそういったスタンスですが)。
以上、会員各位には主旨ご了解いただきますようお願いいたします。
2015年3月吉日
学年幹事 長谷川敏彦、宮紘司