2018年4月の記事一覧

筍掘り

毎年 恒例となりました 筍堀りを 4月28日に 竹伐り翁さん宅の竹林で行いました。好天に恵まれ 今年は表年!期待を持って入山しました、流石に75才の老体には キツイーー? 挑戦者が年々 少なくなりますが獲物は欲しい連が増加? 皆さんの頑張りと 表年のせいか わりと短時間で高収穫でした。

昼食では 話が進み まずは 心配しておりましたN君 無事細胞が死滅とか!まずは一安心です。しかしまた新しく内蔵不良の話も聞きましたが 一年々々挑戦の気持ちです。その後は 旧金沢の町名由来、最近の車の新システム、植物の生態の講演(U君)、と和気あいあい話が弾みましたが 13時頃 収穫物を分けて解散しました。    今年も 竹伐りの翁さん大変お世話になりなりました、来年も無事元気な姿を見せられるよう 頑張りましょう!   額の住人より

集合写真.gif収獲.gif談欄.gif 

例年の通り筍狩りを行います。イノシシが荒らしていきましたが、今年は表年ですので人間の分も残っています。資源の保全にもご配慮の上、奮ってご参加ください。

日時 2018年4月28日(土)午前10時より

集合場所 花園八幡町 竹伐り翁宅

山に登ることができる服装と靴で、年齢相応に、無理をなさらないようにしてください。

昼食は各自ご用意ください。

竹伐り翁

大宝寺の枝垂れ桜(1).JPG樹下の苔の上の花弁.JPG 吉野瀬川の圧倒的な桜並木をを見て、旧武生市内JR武生駅の近く、寺院の密集した地域へ。目指す大宝寺はその一角にありました。境内の駐車場に車を置き、寺の本堂へと進むと、見事な枝ぶりの枝垂れ桜が。しかし、残念なことに、見頃を過ぎ、わずかに枝先にわずかの花を残すだけで、ほとんど散りきった状態でした。満開の時は迫力満点の艶姿であったであろうと想像できました。大きく周囲に広げた枝は優美な感じです。根元の杉苔も見事。その上に散った花弁が苔をピンク色にしていました。

 現在、幹回り1.5mのこの桜の木は、元はもう一回り大きく、100年以上を経た大木でしたが、昭和40年(1965)の台風23号のため折れてしまい、その根元から芽吹いて育ったものだといいます。ということは、50余年でこの立派な姿になったといいえます。桜の生命力恐るべしです。

      所在地  福井県越前市本町10-2

               ( 撮影日 2018.4.5 )

                               花追い人

吉野瀬川の桜(1).JPG 越前町から国道365号線を越前市へ車を走らせていると、市街地へ入る直前に見事な桜並木に出くわし、思わず車を降りて見ました。カメラを持った多くの人が往来していて、盛んにカメラのシャッターをきっていました。そこは、越前市の西部を流れる吉野瀬川で、両岸の土手にはソメイヨシノの古木が、川に覆いかぶさるように枝を伸ばし、素晴らしい景観を作っていました。まさに桜花のトンネルの中を川が流れているという感じでした。斜面にはスイセンの黄、空の青とのコントラストが見事。予想だにしていなかった光景に出会い、これは広いものでした。

     所在地  福井県越前市新町

           ( 撮影日 2018.4.5 )

                             花追い人

 陶の谷駅跡の桜(1).JPG陶の谷駅跡の桜(2).JPG法華寺から歩いて10数分の所に、5本の立派なソメイヨシノの桜の古木が、今盛りと咲き誇っていました。そこには、「陶の谷駅跡」と記された看板が立っていました。後で調べると、以前、鯖江市の鯖江駅と丹生郡織田町の織田駅とを結んでいた福井鉄道の鉄道路線「鯖浦線(せいほせん)」(19.5km)が走っていたそうですが、昭和48年(1973)配線となったそうです。

 ホームの一部と、レールが今でも僅かに残っており、当時を思わせる駅名看板が立っていました。桜の古木は、その残されたホームに5本並び立っているのです。廃駅跡地のホームに残る老桜という風情でした。

        所在地  福井県越前町陶の谷

                ( 撮影日  2018.4.5  )

                               花追い人

法華寺の枝垂れ桜(1).JPG 4月5日、福井県越前町・越前市の桜を巡ってきました。以前、福井市の足羽神社の枝垂れ桜、西雲寺の枝垂れ桜、越前市の味真野小学校の桜などをご紹介しましたが、今回も、見事な枝垂れ桜と桜並木を見ることができました。

 まず最初に訪ねたのは、法華寺の枝垂れ桜。北陸自動車道鯖江インターを降り、国道417号線を日本海側方面へ向けて走り、越前町役場を過ぎ、古墳公園の下の交差点を左折し、しばらく行くと蝉口の集落へ。その中程山の中腹に目指す法華寺がありました。本堂への石段の左側に、今まさに満開の枝垂れ桜の大木が、その長く垂れ下がった枝が風に揺れ、まことに優美な姿を見せていました。裏山の樹木の緑と、空の蒼とのコントラストは抜群でした。その見事さに疲れも吹き飛び、出かけてきた甲斐がありました。

 脇に立つ、越前町教育委員会の説明では、この桜は町指定天然記念物、根回り2.45m、樹高8m、樹齢100年余りとありました。又、日蓮宗の本山、身延山辺りの枝垂れ桜の種子を拾ってきて播いたのだろうと言われているとも。普通なら、本山のあの有名な大枝垂れ桜の種子、あるいは苗を本山から譲り受けてきたとか、頂いてきたとか書きそうなものですが・・・・・。

 この,妙光山法華寺は元、真言宗の寺であったが、嘉吉元年(1441)、僧 日鎮が日蓮宗に改宗したといいます。

        所在地  福井県越前町蝉口 4-4

                 ( 撮影日 2018.4.5  )

                                花追い人

専称寺の枝垂れ桜(1).JPG 大和路の桜をもう一本ご紹介します。 専称寺の枝垂れ桜(2).JPG

 法華寺の奈良市内を出て、大和郡山市を通り、斑鳩の法起寺、法輪寺の三重塔と桜を見て、奈良県内では最も早く咲くといわれる枝垂れ桜を見に、二上山麓にある専称寺へ向かう。国道165号線の二上山登り口の近くにその寺はありました。春日神社の森の傍らに立つ小さな浄土宗の寺でした。とても普通乗用車が通れないような細い道に、家々が密集している集落の端に位置していました。あたかも隠れ寺のごとく、ひっそりとした佇まいでした。目指す桜は、小さな山門をくぐると、本堂前の狭い境内一杯に枝垂れ広がっていました。枝先が顔を撫でる。桜花のシャワーだ。夜はライトアップされるそうだが、それは怪しいほど美しいに違いない。しかし、これほど見事な桜だが、花見客は4~5人だけ。お陰様でゆっくりと鑑賞できました。

 この枝垂れ桜は、樹齢約200年程のエドヒガン系の枝垂れ桜だそうです。

 この寺は正式には天祈山菩提院専称寺といい,天正10年(1582)開基されたといいます。

      所在地  奈良県香芝市畑7丁目9-7

             ( 撮影日  2018.3.31 )

                            花追い人

 

南大門横の紅一重枝垂れ桜.JPG 今年の冬は例年になく寒く、大雪にもなりましたが、3月半ばを過ぎてあっという間に桜の季節となりびっくりしています。昨年、一昨年と2年続けて桜旅を投稿できませんでしたが、今年は、事情あって奈良へ出かけた際、大和路の桜を巡る機会ができました。まず初めに、法華寺の桜を2本ご紹介します。

 1本は、南大門の横に立つ紅一重枝垂れ桜です。まだ、樹齢はそれ程のものではないが、ゆったり垂れ下がった枝は、優美なものでした。今まさに見頃というところ。その前に大きな歌碑が立っていましたが、その文字が判読できず、誰のどういう歌が分からない。帰って調べてみたら、法華寺には山部赤人と会津八一の歌碑があり、赤人の「いにしへの古き堤は年深み池の渚に水草生ひにけり」が該当するようだが、その桜とどのような関係なのか分からない。

護摩堂前の桜.JPG もう1本の桜は護摩堂前に立つ、やはり枝垂れ桜です。確かに枝垂れ桜だが、優美な枝ぶりとはとても言えない、武骨そのもので、傘の骨のように固い。風が吹いてもびくともしないぞという感じの,まるで造花のような風体だ。何という桜か分からない。以前、京都の大原野神社で見た「千眼桜」と似ているようだが・・・・・不思議な桜だ。

 なんだか分からないことが2つもあって、もやもやした気分で法華寺を去りました。

 法華寺は、聖武天皇の皇后である光明皇后の発願により,総国分尼寺として、光明皇后の父・藤原不比等邸宅跡に建立された寺院。平安遷都後は一時衰退していたが、後年、豊臣秀頼・淀君によって慶長6年(1601)に本堂、南大門、鐘楼(いずれも重文)が再建された。本堂に安置された十一面観音(国宝)は光明皇后がモデルであると伝えられている。この法華寺境内東側に、約千坪の「華楽園」があり、100本の椿をはじめ、法華寺蓮など750種の花木・草花があり、一年を通し四季折々の花が鑑賞できます。

       所在地  奈良県奈良市法華寺町882

             ( 撮影日  2018.3.31  )

                                花追い人

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