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金沢での英語修業

明治に脱亜入欧が唱えられ、時の英和学校を東京帝国大とし、洋学中心に教えた。今でも東大に入るコツは他の科目は努力の割に点が上がらず、英語で良い点を取る者が有利だ。地元の家を守る人は医科大(旧制)へ行ったが語学に力が入れられた。ヨーロッパはかって数世紀オスマントルコの支配下にあり、かつ肉食で人口の1/4がペストで亡くなったこともある。敗戦で米国の英語が盛んだが私自身は好きでない。  俺は半太だ!!!

金沢での英語修業

外人の若者(ヤングソルジャー達)と正面的に会話すると疲れるので、元の職業柄人を煙に巻きながら訓練受けているがその時金付高でヤングソルジャーのまま最後まで正義と共に逝った木本君の報が入った。出も家業も知らないが加賀支藩の下級武士が近代富山県教育によって出来上がった「国士」であろう。同期で貴重なタイプだった。それ故短命はやむを得ないし充分おつりのくる程活躍した。   俺は半太だ!!!

金沢での英語修業

幕末 英人の客を前田の殿は仮病使って会わなかったが、どんどん洋才が入ってきた。金沢四高の初代学長は鹿児島出身で洋派で英語が急に入り始め 西田幾太郎の哲学も200冊位の洋書を参考にしている。鈴木大拙は英語力で仏教を広めた。旧森八店の向いに古本屋があって四高生の英本が数多くあって私も1冊買ったが今年閉店した。ドジョウのかば焼きは金沢から追われたクリスチャンが卯辰山に住み発明して食の足しにした。以前アメリカ文化センターが本多町にあったが洋化が進み不要となったが、クリスチャン幼稚園、学校は健在。私自身は小学校でクラスの最後にローマ字が読めるようになり先生が「皆さん手をたたいて褒めてあげよう」と言われ横文字の才はあまりなかった。最近姪っ子の前で英語をしゃべったら「恥ずかしさの知らないおじさん!」と軽く見られた。  俺は半太だ!!!

金沢での英語修業

私、シルバーエッジの者はーーと言ったら外人はゴールドエッジと外国ではいい、派手な服着て若者から遠ざかって行動すると言う。厚い肉を喰うので殆んどが心臓病になり予防用に禁喫を言いだした国。企業の首脳部も向こうは若いが「老賢」と言う東洋の思想がない。もっとも日本の敬老の日は老人が唱えて作られたらしいが、私は時々「じいさん!飲み物おごってよ!」と若い女性に言われて「甘えるな!」と答える。私は今もヤングソルジャー。   俺は半太だ!!!

金沢での英語修業

和製英語、和流英語をやたらに使って意志を伝えようとする私の心を外人は理解しようと頑張ってくれる。例えば「私のようなシルバーエッジではーー」と言うとしばらく考えて、あちらで言うゴールデンエッジのことかと了解する。内灘のベッドタウンに外人が住んでいるが誰かの作ったらしい言い方だ。マンションに住んでいると言うと驚いた、彼に十億円以上を米国でそういうのでえらい金持ちと思ったが皆日本でいうのでアパートに毛の生えた和製英語と分かったらしい。 俺は半太だ!!!

金沢での英語修業

以前58歳でやっと理学部教授になった有名な人の「住み分け理論」と言う生物学がある。ヒトは平野か海岸に、猿は山に、魚は海にそれぞれ住み分けてこそ生物全体の調和がとれると言うもの。各地に各民族が集まって暮らすのもそうだ。ところが米大陸が見つかり各種が勝手に進出し、そこでは変な国が出来た。余波で金沢人が上京して暮らしたり、農民が技術者になったり私も永く東京でいけすかない奴に囲まれ元敵国の英語を習った。たまに違った集団をかいまみるのは良いが本来ヒトは各民族、地方人ごとに住み分けて生きることだ。  俺は半太だ!!!

金沢での英語修業

石川県歴史博物館前館長は文化勲章に輝き、お話を伺うと大学で語学を落とし仮に3年生になり再授業を受け、その後専門を卒業後も勉強し今日があると言われた。私も二か国語が単位取れず仮3回生として教養部へ通いながら研究した。学校の英語なんて勉強のための勉強だ。最近家の近所に金沢に来る外人患者のための診察用英会話コースが開業医のために出来た。これが生きた英語だ。但し授業料が高い。   俺は半太だ!!!

金沢での英語修業

生物類で弱いものは身体の一部だけ。特に発達させ身を守る。キリンの長い首、鳥の羽根など。ヒト種はいびつに脳だけを発達させ、したがって文化や科学を作った。優れた脳のヒトは生物体として強くなく、それの代わりとして脳に頼る。先進国、文明人、社会の首脳部がこれだ。私は一時体調不良の時英語を学び俳句文化に浸った。老いると皆その傾向で肉体の衰えをカバーする。以前都内でフランクシナトラに会った。よくしゃべってみると「そっくりさん」で顔が似て口調を真似ていた。外人はよくバカゲタ事をやるのが愛すべき点だ。   俺は半太だ!!!

金沢での英語修業

私が初めて外人としゃべったのは高峰賞をもらった少年達で、高峰家の孫(1/4 quarter 日系人)の白人と食事会があった時だった。その後高峰家は奨学金送付が続けられなくなり、今は金沢市が費用を出している。京都ではドイツのおばさんに独会話の個人指導を永く受け、下宿の隣に韓国の医学生がいて優秀だが一般の職には差別があり、医師だけが国を問わず職についているとの事。中国人の食堂の息子の家庭教師になりいつもタダで喰っていた。東京で1000人以上の欧米人とおしゃべりをしたが、仲良く出来たのはユダヤ系だった。頭が良くユーモアもあった。(女性についてはこのコーナー以外の所でしゃべることとし省く)   俺は半太だ!!!

金沢での英語修業

事大主義を消してーーーー。英語喫茶店は週末は満員。近所のおばさんの連れが外人のいる雰囲気だけの中で、日本人同志しゃべってただ変わっている喫茶店だと楽しんでいる客で英語勉強しようなんて若者のことと知らぬ顔。森山の裏の下町のスタンド喫茶は近所付き合いの老人ばかりだが東山茶屋街からはぐれた外人のおばさんが一人突然迷い込み、パンを食べたいと言う。こんな裏町まで外人が入って来るのかと驚いた。    俺は半太だ!1!

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