食と消費者の権利





中村幹雄 著 A5判245頁
ISBN978-4-902182-11-8
企画 専門家集団
  発行 オブアワーズ 
定価 (1800円+税)

 

 


    食の問題に横たわる本質にせまる。


  食の問題は、憲法に定める国民の生存権を危うくしている。
食品偽装、食品汚染は後を絶たない。児童の権利に関する条約第24条(健康を享受する権利)は尊重されず、「人権後進国」である。また、憲法第21条で示されれている表現の自由から認められるべきアクセス権や反論権も保障されていない。そうした状況下で、消費者が知らない、あるいは誤解している食の問題も多い。
著者は、食品業界での経験も活用して、食品問題に関わる様々な問題を明らかにしている。また、内閣府食品安全委員会の食品モニター調査を参考にして、WEBを使った食品意識調査(アンケート調査)も試み、食品添加物と遺伝子組換え食品を事例などから、食の問題に横たわる本質にせまる。


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         目    次

第1章 食品問題と消費者
第2章 消費者の知る権利と「通知行政」
第3章 消費者の知る権利と「裁量行政」
第4章 食品ラベル表示の現状と問題
第5章 既存添加物とその安全性
第6章 「一般飲食物添加物」
第7章 未承認食品添加物と防疫
第8章 遺伝子組換え食品・食品添加物と消費者の権利
第9章 食品問題と子どもの権利
第10章 まとめに代えて
参考資料
  1 食品衛生法第48条 食品衛生管理者
  2 食品衛生法施行規則第21条 表示の基準
  3 食品添加物の表示のルール
  4 安全性審査を経た遺伝子組換え食品一覧
  5 簡略名一覧表


著者略歴

中村 幹雄
(なかむら みきお) 薬学博士 薬剤師

1974年 名古屋市立大大学院薬学研究科終了
2002年 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社
      常務取締役( 2006年 同社及び関連会社      退職)
2007年 名古屋学芸大学非常勤講師
                        (食品栄養学)
2008年 鈴鹿医療科学大学薬学部客員教授
              (医薬品・食品安全学研究室)
厚生省第13改正及び第14改正
                 日本薬局方作成に従事
厚生労働省第8版食品添加物公定書検討会構成委員



出 版
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