郡代と代官・高山観光珍道中
みたらし団子を食べたその足で「高山陣屋」に入った。陣屋は、思ったよりも広くて、「郡代」と「代官」はどう違うのかなどと、想像、推論で頭をフル回転させながら盛り上がる。
高山は大名の領地ではなく幕府の直轄領であり、その直轄領を治めるのが代官、郡代。そして、代官や郡代の屋敷を「陣屋」と呼んでいる。テレビなどで「代官所のお白州」と代官所は建物を表しているが、代官所とは代官が執務している屋敷のことではなくて、「代官の支配地、支配領域」ということで、「陣屋のお白州」というのが正しいようだ。
さて、陣屋の中を見学していて話題になった「代官」と「郡代」の違いだが、両者とも職務は同じで、十万石以上の直轄地を支配するのが郡代、五万石以上の直轄地を支配するのが代官で、いずれも勘定奉行の支配下にあった。職制としては勘定奉行→郡代→村役人か、勘定奉行→代官→村役人が原則で、勘定奉行→郡代→代官→村役人というのはあまりなかったようである。
説明文の中に、飛騨代官は安永六年(1777)に郡代に昇格したといった記述を目にして「郡代の方が偉い。いや、代官を郡代と呼んでいるだけだ」「うぅ~。良く分らん」と展示物に見入りながらガヤガヤと高山と日本の歴史を学びながら陣屋を回った。一回りするのに一時間半位はかかったのではないだろうか。外に出たころには、少し日が陰ってきていた。そして、古い町並みを歩くことになる。
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