映画を観ての最近のブログ記事
「人生に一度だけ、誰にでも運命の休暇がある」が、「ホリデイ」のキャチコピーだ。
シャドウ・ロウ、キャメロン・ディアス。ケイト・ウインスレット、ジャック・ブラック。二つのカップルが織り成すラブ・ストーリー。
ロンドンの女性記者アイリス(ケイト・ウインスレット)は失恋し、ハリウッドに住む女社長のアマンダ(キャメロン・ディアス)も一つの恋を失う。
そんな時、インターネットの<ホーム・エクスチェンジ>サイトを通じて、お互いが住む家を交換して、心の傷を癒そうと冬の休暇を過ごすことになる。
ロンドン郊外とハリウッドで、それぞれに思いがけない新たな出会いがある。その中で、大人のぎこちない恋が始まる。ナンシー・メイヤーズ監督の脚本が洒落ている。
こんな出会いがあったら、こんな恋がしてみたいと思ったり、思わなかったりと・・・。
この風景はどこかで見たことがあるとか、以前体験したことがあると感じることがないだろうか。こういった感覚を既視感(きしかん)と言い、フランス語でデジャヴと言う。
最近観た映画は、監督トニー・スコット、主演デンゼル・ワシントンの「デジャヴ」だ。素早いカットでテンポよく話が進む。奇抜な展開に幻惑されながら、ひとコマひとコマのショット。点と点が、ラストシーンに向かって線となって繋がっていく。ラストでそれらのカットが伏線であったことに気付く。その伏線が「デジャヴ」だ。
沢山の乗船客と多くの幸せを乗せて走るフェリーが爆破される。デンゼル・ワシントンが演じる捜査官が、犯人を追い詰めていく。今と四日前が時空を越えて交錯しながら捜査が進む。SF的感覚の中で、アクション・サスペンスが展開される。文句なく楽しめるエンターテイメント作品に仕上がっている。
先週の27日からロード・ショー公開されているウイル・スミス主演の映画「幸せのちから」は、いままで観たサクセス・ストーリと一味違っていた。
主人公は、実在の人物で、名前はクリス・ガートナーさん。現在は、ガートナー・アンド・リッチ証券会社のオーナーである。また、現在のガートナーさんは高級ブランドのスーツに身をくるみ、マイルス・デイビスのレコードであふれる三軒の豪邸のオーナーであるともいう。
彼は、若い頃、路上駐車違反の罰金(千二百ドル=約十二万八千円)未納で刑務所に十日間服役。出所後は、株式ブローカーの見習いとして子供と一緒にホームレス生活を送る。貧困者用の給食施設で食事を貰いながら、夜は息子と地下鉄や空港のトイレで寝泊まりしていた。
そのようなギリギリの生活の中での株式ブローカーの見習いであったが、一つのチャンスを活かして実績をあげる。その実績が、大手証券会社のトップに認められ、キャリア・アップすることになる。
今まで観てきたサスセス・ストーリは、成功する過程を描き、見ている者を痛快にさせるものが多かったが、この映画は、大手証券会社のトップに認められるまでの苦労の時代だけを描いている。
後に彼は、当時のことを振り返り「私はホームレスだったが、ホープレス(希望がない)ではなかった」と語っているのが印象深い。この言葉を聞いて、映画の中に描かれる彼の生き様を振り返ってみると、なる程と思える。
主人公が、ホテルでテレビを見るシーンがあった。そのテレビ画面の中で、レーガン大統領が経済状況を説明していた。丁度、1980年代の始めころではないだろうか。当時のアメリカの経済状況は、スタブレーションで苦しんでいた時代である。あれから米国はレーガノミックスでスタブレーションから脱却して復活する。まさに、米国の夜明け前の時代である。逆に、日本はバブルの時代へと突き進み、パブル崩壊となって、現在に至る。
映画を見ながら、あの頃はどうしていただろうかと、自分の生き様とダブらせてしまう。映画で描かれる出来事を見ながら、あの時代を懐かしく思うと同時に、感慨深かった。
昨日(火曜日)はレディースデイ、何が何でも映画を観るぞ! と固い決心をして学校を出た。(PM6:00)
要領が悪いというか何というか、勤務時間をいつも超える生活を続けること30数年。
「要領よく仕事を済ませ、学校を出る」・・・・今年はそれを実践しようと決意。(できないかも・・笑い)
予定では「硫黄島からの手紙」を観るつもりだったが、今日から時間が変わって20:00からになっていた(あっ要領悪い!)
せっかく来た映画館!!・・・帰るのも悔しいぃ!
山田洋次監督はいいけれど主役がキムタクではと、侮っていた「武士の一分」を観て帰ることに急遽変更。この選択は是か非か?迷った! が、1000円で十二分の満足を得た!
「あんな、整い過ぎの美男子は嫌!(キムタク!は軽い!)」と決めていた自分を恥ずかしく思った。ともかく「よかった!!」キムタクは演技がうまいとは言えないが、一生懸命が伝わってくる。
日本人のなかにある(あった)慎ましやかで、潔く、美しい物腰。(今はもう失われている!)ほのぼのとした夫婦愛etc・・・。四季の移ろい、陽、陰、風で表現されるシーンが実に美しい!
「ユートピアだ」とその昔、鎖国の日本人の生活を表現した欧米人がいたと言うが、まさにそれだ。
江戸時代の侍、とある名もない地方(鶴岡と設定)の下級武士の生活(衣、食、住)の細やかな演出にも感動!・・・麻の裃にアイロンを当てるシーン、素朴な煮物、みそ汁を箱御膳でいただく食事、箸や椀の扱い、手洗い(水の扱い方)、畳み目・床の間の柱等々。何一つ無駄のない生活がなんと美しく映像化されていることか!
まだ、鑑賞しておられない殿方、是非ご夫婦で(恋人デモ可!!きけん?)、女性にはきっと喜んでもらえる映画だと思う。
女房役の女優「檀れい」の演技もいいが、年甲斐もなく木村拓哉のファンになった2007年1月9日でした。終わり。

