全裁判官に告ぐ!! 「刑事訴訟の仕組み」を読みなさいと言いたい

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次のような記事があった。
「ヒラメ裁判官」いらない 最高裁長官、新任に訓示 http://www.asahi.com/national/update/1019/001.html

「上ばかり見る『ヒラメ裁判官』はいらない」「神髄は自分の信念を貫くことにある」
新任裁判官の辞令交付式で18日、最高裁の町田顕長官がこんな異例の訓示をした。「最高裁が官僚的に統制した結果、裁判所が市民の思いに十分応えていない」などとする批判もあるなかで、長官自ら改めて裁判官の存在意義を説いた格好だ。
この日、辞令を受けた裁判官は108人。職業裁判官出身で民事裁判を多く担当してきた町田長官は「上級審の動向や裁判長の顔色ばかりうかがう『ヒラメ裁判官』がいると言われる。私はそんな人はいないと思うが、少なくとも全く歓迎していない」と語りかけた。「みなさんはなぜ裁判官になろうと思ったか。何物にもとらわれず、自分の信念が貫ける仕事だと思ったからではないか」

くしくも先日発刊した「刑事訴訟の仕組み」129頁に同趣旨の記載がある。最高裁にも献本してある。きっと読んでもらえるだろう。

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このページは、弁天小僧が2004年10月20日 08:10に書いたブログ記事です。

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