携帯電話端末代と通信料

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 今日の日経新聞に総務省の研究会が、携帯電話端末代と通信料に関して次のように提言すると報じている。

 総務省は31日、携帯電話市場の競争促進策を議論するモバイルビジネス研究会を開いた。携帯電話の端末価格を高くする代わりに通信料を安くするなど、複数の料金体系を利用者が選べるようにすべきだとの意見でほぼ一致。6月下旬に報告書案をまとめて提言する。
 最近の携帯電話の端末機にはお財布代わりになるとか、テレビが見れるとか、色んな機能が付いている。機能が充実する分、高いものになっていると予想できる。 ところが、販売されている端末機の価格はそう変わっていないように思う。ちょっと古くなった型落ちの端末機での新規契約は0円というのもよく目にする。
 そんなこともあって、自分に取っては必要ない機能が付いていても、その中から携帯電話の端末機を選ばないといけないとしても、あまり抵抗なく選んでしまう。
 しかし、こういった端末機の費用は、通信料に上乗せして回収している。 だから、固定電話やIP電話に比べ、携帯電話の通話料が高いということのようだ。
 なるほど、総務省の研究会の提案の料金体系になれば、携帯電話は通話以外には殆ど使わない私などは、さしずめ、通話機能以外の機能が付いていないシンプルな端末機を選ぶと思う。
 また、提供される携帯電話端末も、いままでのように携帯電話端末にいろんな機能を付けるといった発想の端末機ではなく、利用者のニーズに合わせて、腕時計やパソコン、カーステレオ、バックや電卓に携帯電話機能を付けるといった、用途に合わせた道具に、携帯電話機能を付けるといった、より自由な発想の端末機が登場するようになるかも知れない。

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このページは、弁天小僧が2007年6月 1日 08:36に書いたブログ記事です。

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